バーガーキングに空き物件を教えて出店したら10万円!斬新キャンペーンに専門家も「うまい」

2月16日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)は、金曜コメンテーターでMCPアセット・マネジメント チーフストラテジストの嶋津洋樹さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、バーガーキングの新たな取り組みについて意見を交わした。

ハンバーガーチェーンの「バーガーキング」が、新規出店する空き物件を公募するという異例のキャンペーンを始めている。店舗網の拡大を加速するため、物件探しで消費者の協力を仰ぐ考えだ。背景には新型コロナウイルス禍を経ても、衰えなかった高い需要の獲得競争がある。「店舗数を増やしたいのですが、物件探しに困っています。バーガーキングにぴったりの空き物件を紹介してください」バーガーキングはホームページでこう呼び掛けている。キャンペーン名は「バーガーキングを増やそう」。応募は住所など簡単な物件情報を入力し、画像データを添付するだけだ。実際に開店すれば10万円が贈呈される。募集期間は3月25日まで。

寺島アナ「これは嶋津さんどうご覧になります?」

嶋津「調べたところ、バーガーキングの親会社は運営投資ファンドのようなので、もしかすると、あまり物件情報に詳しくないのかもしれません。前に2回、日本に進出した時は日本の企業が親会社でしたが、外資系の投資ファンドみたいなところでは必ずしも情報が入ってこない。特に不動産はすごく細かく現地に行かないとわからない情報がたくさんあるじゃないですか。だからそういう意味で、こういうことをやってるんだなと、面白いなと思いました」

寺島「あと何よりもこうやってマスコミを飛びつかせるのがうまいですよね」

嶋津「(笑)うまいですね」

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