Uber Japan、加賀市版ライドシェアの導入支援 震災復興への貢献も

Uber Japan 株式会社(以下、Uber Japan)は、2月13日、石川県加賀市(以下、加賀市)が開始する、規制緩和発表後初となる「加賀市版ライドシェア」の導入支援を発表した。観光需要に対応することで地域経済の活性化と震災からの復興への貢献を目指す。

加賀市版ライドシェアは、2023年12月に国土交通省が行ったラストワンマイル・モビリティ等に係る通達改正によって、規制緩和後、Uberが初めて自治体と提供する観光地や交通空白地における「自家用有償旅客運送(一般ドライバー・自家用車による運送サービス)」だ。

加賀市では、3月16日の北陸新幹線延伸による「加賀温泉駅」開業で観光客増加が予想されているものの、深刻なバス・タクシー事業者のドライバー不足により、増車を見込めていない。また2024年の能登半島地震において、被災地からの避難者の移動手段の確保や、旅行のキャンセルによる観光産業への経済的な影響などの課題がある。

これを受け、Uber JapanはUberアプリを用い、加賀市が開始する「加賀市版ライドシェア」の導入を支援する。観光需要に対応することで地域経済の活性化と震災からの復興への貢献を目指す。

Uber Japanは、交通空白地の解消や日本経済のさらなる活性化に貢献し、行きたい場所にどこでも行くことができる日本のモビリティの未来に向けて、まい進していくと述べている。

▼関係者のコメント

■Uber Japan 代表 山中志郎氏のコメント

この度、規制緩和発表後初となる自家用有償旅客運送事業の導入支援を、日本随一の温泉地である加賀市でご提供できることを大変嬉しく思っています。当社は、石川県金沢市ですでにUberアプリによるタクシー配車サービス“Uber” Taxiを2023年7月より提供しており、国内外のお客さまに大変ご好評いただいております。

地元の皆さまが自家用車でお客さまをおもてなしする新しい ”加賀市版ライドシェア”により、加賀市がより魅力的な場所になるよう、Uberは海外で得た知見や最先端のテクノロジー、様々な安全対策などの提供を通じて、支援してまいります

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