【北34条駅】日韓ご夫婦で営む手作りキンパとコーヒーのお店「Siona(シオナ)」

いつも行っている美容室が地下鉄北34条駅の近くにあります。そこで、話題に上がったのは北34条ターミナルにあるキンパのお店のこと。その美容室帰りに早速寄って、キンパを買って帰りました。

キンパとは

皆さんご存じのようにキンパとは、具材がたっぷり入った韓国風の海苔巻きのこと。その始まりは、併合期の朝鮮に伝わった日本の海苔巻きで、現地でアレンジされたもの。その当時はノリマキと呼ばれていたようですが、その後、キムパプとかキンパッと呼ばれるようになったようです。

お店オープンは23年12月

韓国の国民食のひとつとして親しまれているキンパを販売しているのが、北34条ターミナル内にある「Siona」さん。オープンしたのは、昨年の12月。冬の間は、北34条駅を使わないため、気がつかなかったのでした。

コンパクトな店内

店内はテイクアウトがメインのため、レジ前スペースが広くなっています。ランチタイム11:00-15:00には、イートインも可能となります。カウンター席とテーブル席が、用意されています。

店内を見ると、日本のテイストとの違いが若干感じられます。シンプルで韓国風の雰囲気を作り上げるために、なんと韓国から専門の方を招いて、内装作業をしていただいたようです。こちらは、カウンター席。ブランドの趣がちょっと変わっています。

出典:リビング札幌Web

店内にはK-POPが流れていました♪

キンパの種類

今現在、キンパのメニューは4種類、サムギョプサル・甘辛サムギョプサル・イカキムチ・ツナマヨ。いずれも価格は600円。

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キンパの販売だけかと思いきや、ドリンクも売られていました。ドリンクは、コーヒーととうきび茶が、それぞれ300円。ゆず茶が400円。

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購入してきたのは サムギョプサルとイカキムチの2種類。

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アルミホイールを開けると、海苔とごまの香りがふんわりと…食欲がそそられます。それぞれ、食べやすいように10ピースにカットされています。

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キンパは、日本の海苔巻きに比べてご飯が少なく、野菜などの具材がたっぷり。

サムギョプサルキンパには、豚バラ肉を醤油ベースの特製タレに漬け込んだ炙りサムギョプサルや炒めた人参のナムル、卵、お店特製の切り干し大根が入っています。この切り干し大根で、シャキシャキとした食感が楽しめるのです。イカキムチには【진미채:ジンミチェ】と呼ばれるお店特製のさきいかキムチが入っています。

出典:リビング札幌Web

主食にも間食にもなる手軽なメニューとして、韓国内では、幅広い層に消費されているようです。日本の海苔巻きと同じ!相違点といえば、キンパは酢飯ではなく、ご飯にごま油と塩を少量加えたものを使用するようです。食べるとごま油の風味が漂ってきます。

キンパ定食

イートインでいただけるのは、キンパ定食 (800円)、好みのキンパ+おかずナムル+スープのセットです。この日いただいたのは、お店一番人気のサムギョプサルキンパ、「Siona」さんオリジナルのキンパです。スープは、野菜や煮干し、干し鱈を長時間煮込んで出汁を取った韓国式のおでんスープ。海苔巻きの端っこには、サムギョプサルがあふれてますねぇ~

使われている器は、韓国の作家さんのもの。お箸やスプーンも韓国ドラマで見る物と同じですね。

出典:リビング札幌Web

※キンパ定食は20食限定販売のため、なくなり次第終了となります。

海苔やごま油などキンパの味の要となる食材はなるべく韓国のものを使いながら、野菜やお米は道産・国産のものを使用されているそうです。だから、韓国本場の味を味わえるのですね。

店名のSiona(シオナ)は、ご夫婦の息子さんの名前から付けられたそうです。ご家族の健康のことを思って食事を用意するように、このお店でも心を込めてキンパを作っています。

出典:リビング札幌Web

スタッフさんの対応も良くて、キンパについて聞いても快く教えてくれます。まずは、立ち寄って、テイクアウトでもイートインでも一度食してみてはいかがでしょうか?ちょっぴり、韓国にいる気分が味わえますよ。

♦Siona シオナ

北海道札幌市北区北33条西4丁目2-1 北34条ターミナル1F

地下鉄南北線北34条駅2番出口直結

TEL:011-600-6393

営業時間:火曜〜金曜 8:00〜19:00 土曜 11:00~19:00

定休日:日・月曜日

駐車場:無し

Instagram:https://www.instagram.com/k_foodcafe_siona/?hl=ja

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