広島からパリ五輪を目指す! JTサンダーズ広島・新井雄大選手 アジア大会でも大活躍した強さのヒミツをプレゼン!【アナたにプレゼン・テレビ派】 

【動画】パリオリンピック目指すJTサンダーズ広島・新井雄大選手をプレゼン【アナたにプレゼン・テレビ派】

広島テレビのアナウンサーが、気になるテーマを自ら取材して、お伝えする『アナたにプレゼン』。有田優理香アナウンサーが『パリへの道』と題して、広島のチームから今年開催のパリ五輪出場を目指す、バレーボールの選手についてプレゼンします。

2024年の「辰年」にちなんで…!

「龍神NIPPON」の愛称で知られる、バレーボール日本代表を目指す、JTサンダーズ広島の新井雄大選手を紹介します。持ち味は、強力なサーブです。Vリーグのサーブ得点ランキングは、現在6位。2023年に行われたアジア大会では、日本代表に選出され、チームトップの得点をマークし、3位入賞に貢献した期待の若手です。

■JTサンダーズ広島 新井雄大選手

「僕自身、日本代表のユニホームを着て国際大会に出るのが初めてだったので、すごい貴重な経験だったと思いますし、その中で3位という結果をおさめられたのも、自分の中では大きな自信になったのかなと思います。」

新井選手の身長は188cm、体重は88kgです。新潟県のご実家では、お米を作っており、「そのお米をたくさん食べたから、大きくなった」と、話していました。

新井選手の強みは、大きな体から繰り出される「ジャンプ力を生かした攻撃」です。最高到達点は350cmで、身近なものに例えると、大型バスの車高くらいとのことで、驚くほどの跳躍力です。さらに、滞空時間も長く、迫力のあるプレイを見せてくれます。

アジア大会は、若手中心に組んだチームで臨んみましたが、オリンピック代表は、ベテランやエース級の選手からも選出させるので、競争が激化します。JTサンダーズ広島から、過去にオリンピックに出場した選手は6人です。ミュンヘン五輪金メダルで、世界一のセッターとも称された猫田勝敏さんや、前回の東京大会で活躍した小野寺太志選手が選ばれました。2大会連続で広島から選出なるか、注目されます。

新井雄大選手の強さのヒミツ、ここにアーリー!

新井選手の強さのヒミツは、『信念』と『仲間との時間』です。まずは『信念』から紹介します。新井選手は「現状維持は退化」をモットーに練習しています。試合があった日の移動の新幹線で、試合プレイを見返すぐらいストイックに自分と向き合っています。進化するために自分に何が必要なのかを、試合が終わった後、すぐ考えるそうです。アジア大会で日本代表を背負ったことで、より意識が変わったと話していました。

そして、2つ目の『仲間との時間』です。仲間との時間も大切にしており、チームの先輩または同期、そして後輩たちと一緒に、最近はキャンプにはまっているそうです。バレーボールは室内競技なので、たまに屋外に出るとリフレッシュができ、太陽を浴びるとパワーが入ると言います。仲間と一緒に、キャンプなどで同じ時間を過ごすことで、一丸となって同じ目標に向かうことができるということです。

新井選手は、目標として「チームに必要だと思われる選手になりたい」と話していました。その先に、オリンピックがあると言います。目の前にある目標をコツコツと達成し、世界を舞台に戦う新井選手に期待したいと思います。

【テレビ派 2024年2月13日放送】

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