「待っていた」「買い物も楽」“難民”を救うマルシェオープン 閉店の大型スーパー跡で開催=静岡・牧之原市

2022年、地区唯一の大型スーパーが閉店した静岡県牧之原市の地頭方地区で、買い物難民を救うためのマルシェが2月16日、始まりました。

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<出店者>
「さっそくありがとうございます。初日から」
<客>
「そうだよ、待ってただもん」

16日から始まった「地頭方マルシェ」の会場は、2022年に閉店したスーパーマーケットの駐車場です。このスーパーは地区唯一の大型店でした。

マルシェは、車で移動できない高齢者などの買い物難民を救おうと地元の飲食店などが企画したもので、初日の16日は8つの事業者が出店。会場には朝から多くの住民が訪れ、弁当や野菜、パンなどを買い求めていました。

<地元の人(80代)>
「近くにお店がありません、ここは。車で遠くに行かないと買い物できなかった。とてもうれしいです。今後も続けていただけたら買い物も楽かな」

<出店者>
「地域が盛り上がって、お年寄りや若い人が大勢来てくれて、出店者も楽しめるようなマルシェになったらうれしい」

「地頭方マルシェ」は毎週月曜日、水曜日、金曜日の午前9時から正午頃まで、開催される予定です。

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