「今までにない迫力感」「昨季より手強いかな」神戸キャプテン山口蛍が新生川崎を分析!要警戒選手は?「少し…」【スーパー杯】

2月17日、富士フイルムスーパーカップで、ヴィッセル神戸(J1王者)と川崎フロンターレ(天皇杯王者)が国立競技場で対戦する。

Jリーグの開幕を告げる注目の一戦を前に、神戸のキャプテン山口蛍が会見に出席。対戦相手である川崎の印象を語った。

昨季はJ1で8位に終わった川崎は、巻き返しに向け、鬼木達監督はそのままに選手を大幅に入れ替え。激動のオフを過ごしたなか、新シーズン初戦となったアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の山東泰山戦では、3-2で接戦を制した。

鬼木体制8年目でありながら、様変わりしたライバルについて、山口は見立てをこう伝えた。

「選手が入れ替わったなかで、今までの川崎にはないちょっとフレッシュな感じになっているイメージはあります。ACLを見ていてもそうですけど、結構前からプレッシャーもかけてくると思うし、そこは今までにないような、川崎の迫力感みたいなものがあったかなと。

今のJリーグはどっちかというと、うちもそうですけど、前からプレッシャーをかけに行くチームが多くなっているので、川崎もよりそれに近い形になってきているかなと思います。その中でも川崎はやっぱり、個々の選手のクオリティがすごく高くて...僕は昨シーズンより手強いかなって気はしていますね」

【動画】川崎デビュー戦で即ゴール!山口蛍が警戒する選手をチェック
33歳のMFはまた、「警戒しないといけない選手。川崎のキーマン」を問われ、山東泰山戦でさっそく得点を挙げた新戦力、エリソンの名を挙げた。

「エリソン選手は左利きで、独特なリズムを持っている。ポストプレーもそうだし、パターンもすごく(豊富で)、非常にクイックネスがあって、すごい上手だなと。対戦していて少し嫌なタイプかなと思うので、警戒したいです。もちろん、他にも家長 (昭博)選手や脇坂(泰斗)選手辺りが中心になってくると思うので、自由にやらせないようにやっていきたいです」

神戸は逆襲に燃える難敵を下し、連覇に向けて幸先の良いスタートを切れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社