【ガーデニング】種から育てて2年目に咲く&2年目以降に咲く! 育てがいのあるユニークな花姿のお花3選

エリンジウム、ルナリア、クリスマスローズ… 写真での記録が楽しくて捗る植物たち

植えてすぐ花が楽しめる植物もステキですが、花が咲くまでに時間がかかる植物にも違う魅力があります。

時間を要するからこそ、蕾がついたとき、そして開花したときの喜びはきっと想像以上。そこで今回は、種を植えてから2年目や2年目以降に開花する植物を参考価格とともに紹介します。

時間の流れが早い時代だからこそ、ゆっくりと育つ植物の成長を楽しんでみましょう。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

【エリンジウム】青銀色の神秘的な姿が魅力! オーナメントのようでアクセントにも

エリンジウム/Eryngium

初夏から夏にかけ、銀青色に染まる苞の色づきが楽しめるエリンジウム。

まるでオーナメントのような神秘的な姿で夏を涼しげに演出してくれます。庭で楽しむのはもちろん、切り花やドライフラワーとして楽しむのもオススメ。

種まき時期は3〜4月になり、多湿が苦手なので風通しが良い場所で管理しましょう。※参考価格:300~500円前後(種1袋)

エリンジウム概要

  • 花期:6~8月頃
  • 花色:ブルー
  • 耐暑性:弱い品種もある
  • 耐寒性:やや強い
  • 耐陰性:なし

【ルナリア】カワイイ花とユニークなサヤが楽しめる

ルナリア/Lunaria

春に香りが良いカワイイ花が、初夏にはユニークな形をしたサヤの鑑賞が楽しめるルナリア。丈夫で育てやすく、二年草ながらもこぼれ種で開花するほど強靭な性質を持っています。

種まきの時期は地域によって異なり、温暖地では秋、寒冷地では春が適期。

サヤの鑑賞が終わったあとは剪定をおこない、吊り下げてキレイに乾燥させればお部屋のアクセントにピッタリなドライフラワーがつくれます。※参考価格:200~300円前後(種1袋)

ルナリア概要

  • 花期:5~6月頃
  • 花色:ホワイト、パープル
  • 耐暑性:弱い
  • 耐寒性:強い
  • 耐陰性:真夏は半日陰

【クリスマスローズ】冬の女王! 庭を凛と彩る可憐な花姿

クリスマスローズ/Helleborus

「冬の女王」「冬の貴婦人」と称されるほど上品で可憐な花を披露してくれるクリスマスローズ。赤やピンク、白やグリーン、複色など多彩なカラーが揃い、環境が合えば毎年開花が期待できます。

種まきは9月下旬〜10月中頃におこない、芽が出そろうまでは直射日光と雨が当たらないよう配慮してください。開花まで基本的に2~3年程度かかると考えられています。

1月~5月頃の開花が終わったら種を採種し、来年の種まき時期まで保管しておきましょう。※参考価格:500~1000円(種1袋)

クリスマスローズ概要

  • 花期:1月~5月頃
  • 花色:ホワイト、イエロー、パープルなど
  • 耐暑性:弱い
  • 耐寒性:強い
  • 耐陰性:あり。風通しが良い半日陰を好む

写真での記録が楽しい2年目や2年目以降に咲くお花たち

成長が遅い植物の魅力は、育つまでの過程が存分に楽しめること。種を植えた日、芽や葉が出た日、蕾が付いた日や花が咲いた日を写真で記録しておくと思い出として残すこともできます。

誕生日や入学式などの記念日に、また「花が咲くまでにこれを達成する!」など目標を決めてから植えるのもオススメ。ぜひ自宅にお迎えし、2年目以降の開花まで楽しみながら育ててくださいね。

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