ステフィン・カリーが新たなNBA記録を樹立…4戦連続で3ポイント7本以上を成功

2月15日(現地時間14日、日付は以下同)、ゴールデンステイト・ウォリアーズはホームでロサンゼルス・クリッパーズと対戦した。試合は130-125でクリッパーズの勝利となったが、この試合でウォリアーズのエースであるステフィン・カリーが新たな記録を樹立し、話題を呼んだ。

カリーはこの試合で9本の3ポイントシュートを沈め、ゲームハイの41得点を記録。この記録によって、カリーはNBA史上初となる「4試合連続で7本以上の3ポイントを成功」という偉業を達成した。クリッパーズ戦までの3試合の3ポイント成功数は、13日のユタ・ジャズ戦で7本成功(計25得点)、11日のフェニックス・サンズ戦で9本成功(計30得点)、9日のインディアナ・ペイサーズ戦で11本成功(計42得点)と人間離れしたスタッツを残している。なお、16日に行われたジャズ戦では3ポイント成功数が2本にとどまり、この記録は途絶えている。

2月15日終了時点で、カリーはリーグ5位の平均28.3得点に4.4リバウンド4.9アシスト0.8スティールを残しており、フィールドゴール成功率46.5パーセント、3ポイントシュート成功率42.3パーセント、フリースロー成功率93.0パーセントをマーク。12月18日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦では、5年ぶりに“3ポイント成功ゼロ”に終わったことがニュースになったカリーだが、依然として歴代最高のシューターの名にふさわしいパフォーマンスを発揮していることがわかる。

今月4日に行われたアトランタ・ホークス戦では、3ポイントを10本成功させ、コービー・ブライアントに続き「35歳以上の60得点」を達成したカリー。現地で試合中継を行う『NBCS』によれば、カリーは「8本以上の3ポイントを成功した試合数」でNBA史上1位に立っている。その数は81試合を誇り、2位のデイミアン・リラード(ミルウォーキー・バックス)の29試合から大きく差をつけたものとなっている(3位はクレイ・トンプソンの24試合)。カリーがこの記録をこれからどこまで伸ばしていくことができるかについても、引き続き注目が集まる。

16日のジャズ戦に勝利したウォリアーズは27勝26敗でシーズン前半戦を締めくくり、ウエスタン・カンファレンス10位につけている。現状はプレーイントーナメント出場圏内になんとか踏みとどまっている状態なだけに、プレーオフに向けてカリーのさらなる活躍を期待したい。

【動画】カリーが60得点の大暴れ!2月3日・ホークス戦のプレーハイライト映像

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