千葉県出身では69年ぶり 新大関“琴ノ若” 地元・松戸市を表敬訪問

千葉県出身では69年ぶり 新大関の“あの人” 地元・松戸市を表敬訪問

 千葉県出身者では69年ぶりとなる、大関に昇進した「あの人」が、2月16日、地元である松戸市役所を表敬訪問しました。

 大きな拍手とともに市役所に登場したのは、新大関の琴ノ若と、父親であり師匠の佐渡ケ嶽親方です。

 出迎えた松戸市の本郷谷健次市長からは、祖父で元横綱の「琴桜」にちなみ、桜が入っている花束が贈られました。

 表敬訪問には、琴ノ若を一目見ようと、職員や市民など約300人が集まっていました。

 そして場所を変えて、記念撮影をしている時には、琴ノ若と本郷谷市長が組み合う一幕も…

 本郷谷市長は、4年前の十両昇進時に会った時と比べて、「体の大きさが見違えた」と話し、「相撲界で一番星のように輝いてほしい」とエールを送りました。

 一方、琴ノ若は「賜杯を松戸市に持って帰れるよう精進していくので、応援よろしくお願いします」と話していました。

 さらに、琴ノ若には、松戸市の農家で構成する団体からネギやキャベツなど地元産の野菜が贈られたほか、佐渡ケ嶽部屋には、市から感謝状も贈られました。

新大関 琴ノ若
「本当にありがたい。たくさんの人に来てもらい、またこれが励みになる。ここで終わりではないのでまだ上があるし、まず一つ、最高位を目指す上での番付なので、喜びは伝達式の日だけ。ここからまた上を目指して責任感をもってやらないといけない、また気が引き締まる思い」

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