【ドライブグルメ】新東名高速道路・NEOPASA 清水(上下線集約)は交通の要衝近く。人気メニューはコスパが最高!

ハイウエイ ドライブの楽しみのひとつといえば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)での食事やおみやげ。今回は新東名高速道路のNEOPASA 清水(上下線集約)のグルメを紹介しよう。

静岡の交通の要衝に近く、働くドライバーにもお馴染み

NEOPASA 清水(上下線集約)は、上下線の建屋がひとつになっている。写真は下り線側から見たもの。

NEOPASA(ネオパーサ)清水(上下線集約)は新清水JCT(ジャンクション)に最も近いPAです。新清水JCTは、新東名から南に下れば東名高速に続くだけでなく、北上すれば中部横断道にもアクセスすることができる、まさに静岡の交通の要衝ともいうべきポイント。そこに最も近いPAであるNEOPASA 清水(上下線集約)は、大型車用スペースがたっぷり用意されており、働くドライバーにとってもお馴染みのエリアとなっています。

ちなみに静岡県は、オートバイメーカーが多いことでも有名です。ヤマハとスズキの本社があるだけでなく、ホンダは創業者である本田宗一郎氏の出身地であり、浜名湖の近くに工場もあります。それゆえ、NEOPASA 清水(上下線集約)は、オートバイ用品メーカーであるKUSHITANIが出店しているというのも特徴のひとつ。ライダー向けのショップやカフェがあるだけでなく、「キッズ電動バイク体験(次回2024年2月18日開催)」など、バイク関連のイベントも開催されています。ライダーであれば、ぜひとも立ち寄ってほしいエリアです。

高々と積み上げられたサクサクのカツ!

NEOPASA 清水(上下線集約)のフードコートで人気の「富士山豚カツカレー」(960円)。

NEOPASA 清水(上下線集約)のフードコートで大人気となっているのが「大かまど飯 丼ぶり 寅福」の「富士山豚カツカレー」(960円)。特徴は名前に「富士山」とあるように、高々と積み上げられたトンカツ! その数は6個。しかも、カツは普通にただ積み上げられているだけ。見事なバランス感覚?によって作られたメニューです。

試食は、まずカツから。揚げたてアツアツの衣の奥にあるお肉は意外と薄いです。ところが、その薄さがサクサク感とあいまって、まるでスナック感覚でいただけます。カレーの味は最初はマイルドですが、じわじわと後になって辛さが染みるようなもの。これに粒立ちのよいご飯を一緒にいただけば、まさに至福の時間が訪れます。けっこうボリュームはありますが、気がつけばペロリと食べてしまいました!

ちなみに、カツには初めはチキンカツを使っていましたが、トンカツを併売したところ、人気はトンカツに集中。その結果、今ではトンカツのみが販売されるようになったとか。

それにしても、1000円以下の価格で、このボリュームはありがたいもの。働くドライバーに強く支持されているというのも納得です。さらに大盛りでも1060円とか。大食漢の方は、ぜひとも大盛りに挑戦を!

ナンバー1のメニューはコスパ最強の定番

NEOPASA 清水(上下線集約)のフードコートで大人気となる「ラーメン+ミニ炒飯セット」(980円)。

もうひとつのフードコートの大人気が「らーめん 華菜樓」の鉄板メニュー「ラーメン+ミニ炒飯セット」(980円)。セットメニューなのに1000円を切っているということで、こちらも働くドライバーに絶大な人気を集めているとか。

ラーメンは醤油と塩を選べるそうですが、今回の試食は大定番である醤油で。こちらは、静岡産のカツオ節やサバ節、醤油、粗塩など地元食材を積極的に採用した、こだわりのスープが自慢。その味は、見た目ほど塩辛くなく、魚介系の出汁が効いていて、甘みさえ感じるほど。腰のあるストレート麺とともにいただけば、文句なし! まさに、間違いのないおいしさです。太いメンマとチャーシューも、甘みとうまみがたっぷり。

添えられたミニ炒飯は、チャーシューに卵、ネギという鉄板の具材を使った、これまた間違いのないおいしさです。「おなかが空いた!」というときに、間違いなくおいしく食べられるという安定感も、こちらの人気の理由でしょう。

SNS映えもするインパクト大の「富士山豚カツカレー」と、鉄板の「ラーメン+ミニ炒飯セット」。どちらも1000円を切るという最高のコスパで、期待を裏切らないおいしさがあります。おなかが空いたときは、ぜひともご賞味ください。(文と写真:鈴木ケンイチ/取材協力:中日本エクシス)

NEOPASA 清水(上下線集約)のフードコート。本線駐車場側にショップやカフェが配置されている。

●営業時間
大かまど飯 丼ぶり 寅福:9時~21時
らーめん 華菜樓:9時~21時
※価格等は、2024年2月時点のものとなります。

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