中国海警局、フィリピン船の黄岩島不法侵入で談話

中国海警局、フィリピン船の黄岩島不法侵入で談話

中国海警局のホームページのスクリーンショット。(資料写真、北京=新華社配信)

 【新華社北京2月16日】中国海警局の甘羽(かん・う)報道官は15日、フィリピンの船舶が黄岩島付近の海域に不法侵入したことに関し、次の談話を発表した。

 フィリピン漁業・水産資源局の船舶3005が同日、黄岩島付近の海域に不法侵入した。中国海警は、何度も警告したものの効果がなかったため、法に基づき同船に対して航路管制、周辺海域の外に押し出す措置を講じた。現場の対応は専門的かつ規範的だった。

 中国は黄岩島とその周辺海域に対して争う余地のない主権を有している。中国海警は法に基づき、中国の管轄海域で引き続き権利維持のための法執行活動を展開し、国家の主権と海洋権益を断固守る。

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