被災の和倉温泉、復興クラファン 5月まで、目標2000万円

 旅館や商店など観光サービス事業者で構成する和倉温泉観光協会(石川県七尾市)は、能登半島地震で被災した観光施設の復旧費用などを募るクラウドファンディング(CF)を始めた。目標金額は2千万円で期間は5月15日午後11時まで。CFサイト「READYFOR(レディーフォー)」で受け付ける。

 協会によると、和倉温泉は1200年前に開湯したとされ、温泉街は海に面している。手厚いもてなしで知られる老舗旅館「加賀屋」をはじめ、20軒余りの旅館やホテルが立ち並ぶ。

 地震で建物が傾いたり、スプリンクラーの誤作動で部屋が水浸しになったりしたほか、地面がひび割れたところもあった。

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