警察署の男子トイレで自分の頭に拳銃で発砲し自殺図った男性巡査(20代) 銃刀法違反の疑いで書類送検 停職3か月の懲戒処分 

三重県警は去年2月、四日市北警察署の男子トイレの個室で自らの頭部に拳銃で発砲し自殺を図った男性巡査について、16日付けで書類送検するとともに、停職3か月の懲戒処分としました。

16日付けで停職3か月の懲戒処分となったのは、四日市北警察署の地域課に勤務する20代の男性巡査です。

警察によりますと男性巡査は去年2月、四日市北警察署内の男子トイレの個室で貸与されている拳銃で頭部に実弾1発を発砲し一時意識不明の重体となっていました。

その後、言葉が話せるまで回復しましたが、休職状態が続いていました。

警察は16日付けで、銃刀法違反の疑いで男性巡査を書類送検しています。警察の聞き取りに対し男性巡査は「仕事が思うようにできなかった。上司との意思疎通がうまくできなかった」などと話しているということです。

本人の説明や警察の調査などからパワーハラスメントやいじめ、過重労働などはなかったということです。男性巡査は16日付けで依願退職しています。

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