虚偽書類で建設業許可申請し利益は9000万円か 行政書士ら3人送検

虚偽の書類で建設業許可の申請を行ったとして行政書士の男ら3人が逮捕された事件で、不正に取得した許可での収益が約9000万円に上ることが分かりました。

建設業法違反の疑いで逮捕送検されたのは、仙台市太白区長町南にある太白行政事務所の代表で行政書士の岩佐芳正容疑者ら3人です。

警察によりますと3人は2021年7月から202211月までの間、宮城県の建設業3社の建設業許可を県に申請する際、うその工事経歴などを書いた虚偽の書類を提出し、不正に許可を得た疑いが持たれています。

この事務所は2016年から2023年までの間、建設業許可などの申請で約1億3000万円の収益を得ていましたが、このうち約9000万円で不正が行われていたということです。

警察の調べに岩佐容疑者は「約10年間不正をしていた」と話していて、警察が余罪についても調べを進めています。

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