義母「早生まれはかわいそう」「どうして考えてあげなかったの?」しかし、孫が高校生になると──!?

私の次女は2月生まれの早生まれ。姑はそのことを娘が小さい頃からずっとグチグチ言ってきて、うんざりしていました。高校生になりすっかり成長した次女に対して、姑が言い放った言葉には呆れて何も言えませんでした。

「早生まれはかわいそう」

私の次女は、2月生まれです。

予定日より少し早く生まれたため体が小さめではありましたが、問題なく元気に生まれて来てくれただけで十分でした。

それなのに姑は、次女が生まれたときから「早生まれの子はかわいそう」と口癖のように言ってくるのです。

「どうしてもっと考えてあげなかったの?」「私の孫とは思えない」などと、まるで産んだ私が悪いかのように無神経な言葉で責め立ててきました。

いつの時代の話ですか?

孫の中でも早生まれはうちの次女だけで、幼稚園の行事などの度に、みんなと同じことができないだの、体も小さくて何をしても他の子と差が出るなど、グチグチうるさく言ってくることにうんざりでした。

のんびりしていてマイペースな性格もあり、小さい頃は確かに発達もゆっくりで体も小さかった次女。

しかし、その分周りから大事にされ、愛されて育っていました。親としても「早生まれがかわいそう」なんていつの時代の話ですか? と気にも留めていませんでした。

早生まれが影響するのなんて、せいぜい幼稚園の頃までの話。次女は末っ子ということもあり要領も良く、そのうち発達も周りに追いついて、しっかり者に育ちました。

高校生になった今

高校生になった今では、成績優秀で、運動もできて、身長も高く立派に成長しています。

小さい頃に自分が散々言ったことなどすっかり忘れている姑は、最近になって次女のことを「小さい頃から私に一番似ていてできる子だと思っていた」と次女のことを周囲にも自慢しまくっているのです。

「どの口が言ってるの?」開いた口が塞がらないとはこのことですね。

自分の都合の悪いことは全く覚えておらず、相手の気持ちも理解できない無神経さには、本当に腹が立ちます。

私は姑から言われた嫌味を一生忘れません。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kumi.M

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