文化放送メールマガジン（毎週金曜日配信）にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。
アナウンス部長・水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴っていく。
―2月16日（金）配信分―
友人のお嬢さんが高校受験。応援の気持ちを込めて文字入りどら焼きを送りました。
【●●ちゃん 必勝 合格】
というオリジナルメッセージです。あとからどら焼き屋さんに
【おかげさまでとても喜んでいただけました。また利用させていただきます】
と御礼メールしたところ、
【この度は嬉しい御感想を誠にありがとうございます。
これからも皆様に笑顔をお届けできるよう頑張ります！
何かありましたらご連絡ください。最後まで責任を持って御対応いたします】
と返信が。心のこもったことばにとても好感が持てました。
好感が持てた……と言えばもうひとつ。
ある雑誌を1年間定期購読していたのですが、わけあってやめることに。
すると女性編集長の写真入りで手紙が届いたのです。内容は
【私たちの雑誌が届かなくなってちょっぴりさみしい……そう思っていただけたら、これからも御一緒できると幸いです】
というもの。もちろんプリントされた手紙ではありますが、購読をやめたみなさんに出しているのでしょう。
今とても売れている雑誌なので、こういう丁寧さが受け入れられているのかもしれません。
終わりよければ全て良し。と言いますが、終わってからも終わらない……。
去っていく人を無関心のまま放り出したりせず、きちんと縁をつなげる。
難しいけれどとても大切なことだと思いました。
