新サービス「ABEMA de DAZN」に賛否両論の声

DAZN 写真:Getty Images

インターネットテレビ『ABEMA』は2月16日、大手映像配信サービス『DAZN』のスポーツコンテンツが視聴可能となる新プラン「ABEMA de DAZN」を2月23日から配信すると発表した。これにより、『DAZN』が配信する明治安田Jリーグなどの国内スポーツをはじめ、アジアサッカー連盟(AFC)主催大会のサッカー日本代表戦、ラ・リーガ、セリエA、リーグ・アン、プリメイラ・リーガといった欧州サッカー及びモータースポーツのフォーミュラ1(F1)等が視聴可能となり、SNSでは賛否両論の声が挙がっている。

今回の発表は、X(旧Twitter)でトレンド入りするほど話題となっており、ユーザーからは「分かりにくいな。ABEMAプライムはこれでは観れない(別に契約)みたいだし、なんのためなのこれ」「素晴らしい。DAZNの一向に改善されない低品質アプリより、ABEMAの方が圧倒的に使いやすいからDAZN単体契約してる人達は絶対こっちがオススメだと思う」など賛否が分かれている。

「ABEMA de DAZN」では毎節、J1リーグ注目カード2試合と海外日本人選手所属チームの2試合が無料で視聴可能になるようだ。なお、料金は月額4,200円(税込)、年額32,000円(税込)となっており、正式提供に先駆けて2月16日(金)0:00から2月29日(木)23:59の期間で事前登録キャンペーンを実施。この期間に登録すと年間プランが1年間限定で年額28,000円(税込)になるとのこと。

『DAZN』は2022年から2024年にかけて3年連続の値上げを行っており、SNSでは「高すぎる。有料なのに広告が配信される」など、批判的な声が多く挙がっている。そうした中、町田ゼルビアの運営権を有する株式会社サイバーエージェント提供の「ABEMA」とコラボが決定。今後の行方に注目が集まる。

© フットボール・トライブ株式会社