日経平均株価の上昇が止まらない…329.30円高の38,487.24円で取引終了。一時、史上最高値まで「あと約50円」の場面も【2月16日の国内株式市場概況】

2024年2月16日(金)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

2月16日の日経平均株価は、前日の米株主要3指数の上昇などを受けて、寄り付きから買い優勢の展開。10時過ぎには707円高の38,865円をつけました。大引けにかけては上げ幅を縮小させたものの、前日比329.30円高の38,487.24円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが190銘柄、値下がりが34銘柄、変わらずが1銘柄。

日経平均株価の寄与度上位はファーストリテイリング〈9983〉、リクルートホールディングス〈6098〉、バンダイナムコホールディングス〈7832〉、中外製薬〈4519〉、KDDI〈9433〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、トレンドマイクロ〈4704〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、レーザーテック〈6920〉、SCREENホールディングス〈7735〉、ソニー〈6758〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は22億0,400万株、売買代金は6兆7,212.03億円となり、前日と比べて増加。

業種別では、石油・石炭製品、鉱業、不動産業、保険業、銀行業などが上昇した一方、金属製品、ゴム製品が下落しました。

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がセグエグループ〈3968〉で+428円(+30.31%)の1,840円、2位が霞ヶ関キャピタル〈3498〉で+2,000円(+17.68%)の13,310円、3位大幸薬品〈4574〉で+50円(+16.95%)の345円となりました。

一方、値下がり下位は、1位がトレンドマイクロ〈4704〉で-1,500円(-17.20%)の7,221円、2位がリンクアンドモチベーション〈2170〉で-67円(-9.81%)の616円、3位がエンプラス〈6961〉で-810円(-8.11%)の9,180円で取引を終えました。

なお、年初来高値を更新したのは146銘柄、年初来安値を更新したのは27銘柄でした。

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