岡山盲学校・岡山聾学校 新校舎整備の基本構想決まる 2029年度の開校目指す

岡山県教育委員会は岡山市にある岡山盲学校と岡山聾学校の新しい校舎の整備について基本構想を決めました。

16日の岡山県教育委員会会議で決めたものです。

基本構想によりますと、岡山市中区の岡山聾学校のグラウンドに、聾学校と盲学校の機能を持つ新たな施設を整備します。

両校の校舎の老朽化や、児童・生徒数の減少などに対応するものです。

教室はそれぞれの障害に柔軟に対応するため別の建物に分ける予定です。

音楽室などの特別教室は共用にする方針ですが、使用頻度などを踏まえ障害別に分けることなども検討するということです。

県教委は今後、新年度中に基本計画を固め、2026年度に着工する予定です。

2027年度からは新しい学校名や校歌を検討し、2029年度の開校を目指します。

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