東京マーケット・サマリー(16日)

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 150.22/150.25 1.0759/1.0763 161.66/161.67

NY午後5時 149.89/149.92 1.0771/1.0775 161.49/161.53

午後5時のドル/円は、前日NY午後5時と比べてドル高/円安の150円前半で推移している。米金利が高止まりする中、東京株式市場で日経平均が史上最高値に迫ったことも円安の材料として話題となった。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 38487.24 +329.30 38517.37 38,361.55─38,865.06

TOPIX 2624.73 +32.88 2614.04 2,613.09─2,639.32

プライム市場指数 1350.82 +16.93 1345.64 1,344.93─1,358.28

スタンダード市場指数 1227.33 +11.33 1219.85 1,219.53─1,230.66

グロース市場指数 939.36 +31.52 910.41 909.44─940.80

グロース250指数 753.25 +27.55 728.26 727.43─754.44

東証出来高(万株) 220417 東証売買代金(億円) 67212.03

東京株式市場で日経平均は、前営業日比329円30銭高の3万8487円24銭と続伸して取引を終えた。米株高の流れで買いが優勢となり連日でバブル崩壊後の高値を更新、一時は史上最高値まで50円に迫った。東証プライム市場の売買代金は7兆円に迫り、大商いとなった。買い一巡後は半導体関連株が利益確定売りに押され指数も上げ幅を縮小したが、史上最高値の更新は時間の問題との見方が多い。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1391銘柄(83%)、値下がりは237銘柄(14%)、変わらずは29銘柄(1%)だった。

<短期金融市場>

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.006

ユーロ円金先(24年3月限) ───

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.006%になった。前営業日(マイナス0.005%)からからほぼ横ばい。積み期初日となったものの「市場参加者の資金調達意欲は引き続き強い。低下する材料は乏しく、レートの高止まりが続きそうだ」(国内金融機関)という。

<円債市場>

国債先物・24年3月限 146.22 (-0.06)

安値─高値 146.13─146.42

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.725% (変わらず)

安値─高値 0.735─0.725%

国債先物中心限月3月限は前営業日比6銭安の146円22銭と小反落して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの0.725%。時間外取引の米長期金利の上昇に加えて、現物市場での中期ゾーンの金利上昇圧力が波及し、先物は弱含んだ。

<スワップ市場・気配>

2年物 0.37─0.27

3年物 0.47─0.37

4年物 0.56─0.46

5年物 0.64─0.54

7年物 0.81─0.71

10年物 1.03─0.93

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