ペットは貨物室へ預けられる！ 費用の目安は？
多くの飛行機会社では、犬や猫などの小動物をペットケージに入れて、貨物室へ預けられるようにしています。ペット料金の費用目安は、国内線の1区間1ケージあたりで、以下の通りです。
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・ANA__
6500円（一部路線は4500円）
・JAL
4400～6600円（事前料金で3500～5500円）
・スカイマーク
5000円
・スターフライヤー
6500円
飛行機にペットを預ける際の注意点
飛行機にペットを預ける際は、手荷物や貨物と一緒に貨物室へ預けることになります。貨物室の環境はペットの健康に影響を与えるため、個々の状態に応じて、慎重に検討する必要があります。
例えば、貨物室内の温度や湿度は基本的に空調機により管理が行われますが、外気温の影響を受けて、客室とは同じにならない場合があるようです。特に夏場は、気温や反射熱の影響で高温になる可能性があるため、注意が必要です。
飛行中は貨物室内は暗室になり、飛行機のエンジン音や風切り音でペットが恐怖を感じる可能性も考えられます。各航空会社は、ペットを貨物室へ預けるサービスに関して、同意書の提出を求めています。
同意書には、輸送環境についての説明や、輸送中に発生したペットの死傷について航空会社に責任を問わないことなどが含まれており、内容を確認したうえで署名して、提出しなければなりません。
飛行機にペットを預ける際は、若齢（生後4ヶ月未満）ではないことや、鎮静剤を使用していないことなど、ペットの性質や状態を考慮して、貨物室内で過ごせるかどうかを検討する必要があります。
ペットと一緒に機内に搭乗できるサービスもある！
「大切なペットを貨物室に預けるのは嫌だ」という方は、ペットと一緒に搭乗できるサービスが検討できます。
例えばスターフライヤーでは、機内ペット同伴サービス「FLY WITH PET！」を提供しています。原則として最後列の窓側の席にケージを固縛することで、飼い主はペットの様子を確認しながら、空の旅を楽しむことが可能です。
料金は1匹あたり5万円で、ホームページから申し込めます。持ち込み可能なペットは、指定のサイズのケージに入る小型の犬または猫です。
周囲に迷惑がかからないように「十分にトレーニングされていること」「手入れが行き届いていること」など、さまざまな条件があるため、よく確認しておく必要があります。
空の旅はペットの性質や状態を考慮しつつ慎重に検討しよう
ペットを飛行機の貨物室に預けることで、一緒に旅行へ出掛けることが可能です。しかし貨物室内の環境は、ペットの健康に影響を与える可能性があるため、ペットの性質や状態を考慮したうえで検討する必要があります。
心配な場合は、ペットと一緒に搭乗できるサービスを利用するか、ほかの移動手段を考えるほうがいいでしょう。
出典
全日本空輸株式会社 ANA ペットをお連れのお客様（国内線）
日本航空株式会社 JAL ペット料金のご案内
スカイマーク株式会社 ペットのお預かり
株式会社スターフライヤー
貨物室へのお預け
ペットのお預かりに関する同意書
FLY WITH PET！
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
