新型コロナ5類移行で「化粧品を試すサービス」が復活 岡山高島屋では利用客増加を狙い売り場をリニューアル

新型コロナの5類移行により、百貨店では「化粧品を試すサービス」が復活しています。岡山高島屋では、利用客の増加を狙って一部の売り場のリニューアルを行いました。

リニューアルをしたのは大手化粧品メーカー「資生堂」のコーナーです。

2つのブランドを展開するこの売り場では、内装を白を基調としたスタイリッシュなものに変え、10代~30代の若い世代が訪れやすい空間を目指したといいます。

さらに全ての商品が試せるスペースも新設。店員や商品とじっくり向き合えるため、自分にピッタリなコスメを見つけやすくなりました。

コロナ禍では使用頻度が減った化粧品。5類移行後、商品を試しに訪れる客は急増していて、見て触れて、知る時間を大切にしてほしいといいます。

(岡山高島屋販売部 杉原尚子さん)
「お客様が入りやすい空間、そしてその空間を演出する販売員がストレスなくしっかりとお客様の気持ちに寄り添った接客ができるような売り場にしていきたいと思っておます」

岡山高島屋では、春に向けて化粧品以外のテナントのリニューアルも検討しているということです。

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