名古屋・栄に5年ぶりに開業する「中日ビル」の新ホテル 素泊まり8300円の部屋に50万円のプレミアムルーム、さらには“ドラゴンズルーム”も

ことし4月に建て替えを経て5年にぶり開業する名古屋・栄の中日ビル。16日はその上層階にオープンするホテルの中にカメラが入りました。和モダンの高級な雰囲気とリーズナブルなお部屋も。人気を集めそうです。

再開発で完成した中日ビルの24階から32階にあるのが「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋」。2月20日にオープンします。

コンセプトは「旅する、チュウブ」。

信長・秀吉・家康の三英傑に代表される、中部の歴史と魅力を前面に押し出し、フロントから和モダンな雰囲気で統一されています。

(大野和之記者)
「こちらのホテル、ラウンジに茶室が用意されているんです。実際にお茶をたてて楽しむことができるそうです」

信長や秀吉も楽しんだ茶の湯のスペースも。

本格的なお抹茶を楽しむこともできます。注目は後ろの壁。赤茶色の地に梅の木が描かれていますが、これは岐阜県高山市の左官職人・挾土秀平さんが雨の中の梅を土壁で表現したという、まさに芸術作品。

(左官職人・挾土秀平さん)
「桜をやりそうなところに梅でいくという。梅の方が粋だなと思ったので。春手前の良い時間帯が梅なんじゃないかと思うので」

気になるお部屋は? ドラゴンズルームも

素泊まり8300円と意外にリーズナブルなスタンダードルームでは、窓の幅いっぱいにあるソファーで景色を楽しむこともできます。

一方で、一番上の32階は、全室55平方メートル以上のプレミアムフロア。

(大野記者)
「うわー!上質な空間で、名古屋の景色を一望できます」

部屋には大きな石も。名駅の高層ビル街から伊勢湾まで、名古屋全体を見渡せる贅沢な空間。こちら一泊30万から50万円とお値段もプレミアムです。

そして中日ビルと言うことで、ドラゴンズファンにはたまらないこんな部屋も。

(大野記者)
「“ドラゴンズルーム”というお部屋です。ドラゴンズの映像が流れ始めました。すごい!ナゴヤドームをはじめとして、名古屋の景色が一望できます」

実際にドームで選手が使っているロッカーが置かれ、床は人工芝。まさにドラゴンズ一色です。こちらは一泊3万8000円から。

(ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋 越前谷権総支配人)
「名古屋栄のロイヤルパークホテルに起こしいただいて、中部地区の作品を見ながら魅力を感じていただけたら」

名古屋のど真ん中にできた、プレミアムなホテル。外国人観光客を中心に人気を集めそうです。

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