神奈川・三浦のライドシェア、地域交通会議が初会合 「ドライバー20人程度で実証実験」実施案を説明

ライドシェアの実証実験について話し合った三浦市地域公共交通会議=16日、同市内

 一般ドライバーが自家用車を使い有償で客を運ぶ「ライドシェア」を巡り、神奈川県三浦市での導入を目指す市や県、タクシー事業者らでつくる地域公共交通会議の初会合が16日、同市内で開催された。

 市は3月までにドライバー20人程度を募集し、4月以降の早い時期に実証実験を始める方針を示した。

 会議には、委員12人が出席。2月に県の検討会議で示された方針を基に、実証実験の実施案が説明された。料金はタクシーと同額だが、燃料費と車両修繕費などをドライバーが負担するため人件費は8割程度。運行管理や整備管理費などタクシー会社の必要経費は実施主体の市が負担する。

© 株式会社神奈川新聞社