東山紀之【目撃撮】昨年末でタレント引退も…被災地での支援活動に井ノ原と励むワケ

2月7日、石川県白山市。雪が降る中、ダウンや帽子で防寒し大型バスから出てきたのは、SMILE-UP.社のタレントたち。輪島市などで能登半島地震に被災し、約100km以上離れた白山ろく少年自然の家に避難した中学生のもとを訪れていたのだ。

社会貢献・支援活動を目的とする“Smile Up! Project”の一環で、東山紀之(57)、木村拓哉(51)、坂本昌行(52)、中丸雄一(40)、有岡大貴(32)、八乙女光(33)、松島聡(26)、織山尚大(20)、元木湧(22)ら9名が訪問。約400名の中学生らに食べ物や日用品を手渡し、受験シーズンの中学3年生にはお守りを授けたという。

能登半島地震の支援ためSMILE-UP.社のタレントたちが石川県を訪れたのはこの日が2度目。

1度目は1月28日、被害が大きかった珠洲市へ。東山紀之(57)、井ノ原快彦(47)、城島茂(53)、阿部亮平(30)、高田翔(30)、冨岡健翔(31)の6名が物資の提供とラーメンの炊き出しをおこなっていた。

さらに2月14日にも輪島市に赴き、東山紀之(57)、国分太一(49)、相葉雅紀(41)、岡本圭人(30)、阿部亮平(30)、西畑大吾(27)、大西流星(22)、中村浩大(23)、稲葉通陽(18)の9名で物資の提供と炊き出しをおこなった。

いずれの避難所でもタレントらは写真撮影にも応じ、涙を浮かべて喜ぶ被災者もいたという。短期間で3度も被災地を訪れているが、これには理由がーー。

「近年、コロナ禍で災害が起きても被災地に行くことができず、もどかしい思いをしていたそうです。今回はコロナ禍を脱しつつあることから、被災地に直接訪問することにしたそうです」(芸能関係者)

支援活動には毎回、’23年12月にタレント業を引退した東山も参加している。

「4月からタレントのマネジメントなどを行う新会社・STARTO ENTERTAINMENTが始動します。東山さんが社長として残るSMILE-UP.社は補償業務に専念します。

しかし、“Smile Up! Project”の精神は会社の名前に関係なく継続していこうと考えているそうです。

東山さんと井ノ原さんが連れ立って被災地入りした背景には、お互いやることが違ったり環境が変わったりしても、“仲間”であることは変わらない、という思いがあるのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)

2月13日、石川での支援活動を報告したSMILE-UP.社のホームページには、このような一文があった。

《これからも微力ではございますが、一人でも多くの皆様が笑顔になれるよう、「Smile Up ! Project」として継続的に活動してまいります》

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