ACLから中3日。神戸とのタイトルマッチで川崎の鬼木監督はローテーションを示唆「総力戦になっている。それも踏まえて挑んでいきたい」

シーズンの幕開けを告げる富士フイルムスーパーカップが、2月17日に国立競技場で行なわれる。今年はヴィッセル神戸(J1王者)と川崎フロンターレ(天皇杯王者)が相まみえる。

前日会見に出席した川崎の鬼木達監督は「Jリーグの開幕に向けて、もう1週間というところなので、それに相応しいゲームにしたい」と気合を入れる。

今季の川崎は多くの選手やスタッフが入れ替わった。“新生フロンターレ”の見どころを、指揮官は「いろんな選手たちを見てもらえればと思います。攻撃的な姿勢は変わらないので、そういう姿勢を同じようにやっていければ」と語る。

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13日にはACLのラウンド16第1レグで、中国の山東泰山と敵地で対戦。3-2で接戦を制した。中3日で迎える神戸戦では「大幅に考えています」と選手のローテーションを示唆。「移動も(試合の)内容的にもハードだった。当然、ケアしなければいけない選手もいる」と明かす。

「そういう意味で言うと、今シーズン、スタートから本当にそういう形になっているなと、総力戦になっているなと思っています。それも踏まえて、ゲームに挑んでいきたい」

タイトルが懸かる一戦。鬼木監督は「またサポーターと一丸となって、タイトルを獲りたい。応援してもらえればと思います」と表情を引き締めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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