【小田原市】小田原駅でご案内機能を充実!「スマホでインターホン」導入に向けた実証実験スタート

小田急電鉄株式会社は2024年2月15日(木)に、小田原駅への「スマホでインターホン」の導入に向けた実証実験を開始する。
同サービスは、ヤマハ株式会社が提供する、スマートフォンで利用できるインターホンサービスであり、日本語が分からない訪日外国人旅行客や、音が聞き取りにくい方へのご案内サービスの拡充を目指し実施する。

今回の実証実験は、改札口やホームなど、駅構内合計5箇所に「SoundUD トリガーボード」を設置することで実施し、「Android」「iOS」問わず、スマートフォンをかざすことで、それが同社係員とつながるインターホンになる。
音声での対話はもちろん、キーボード入力による文字でのコミュニケーションも可能であり、自動翻訳機能により全13カ国語に対応する。
文字でのコミュニケーションは、スマートフォンのスクリーンショット機能で形に残せるため、利用者が内容をメモする手間を省くことも可能。

また、ボット機能を有しており、よくある質問は事前に回答を用意し、質問をタップするだけでスピーディーに解決可能である。
さらに、このよくある質問と回答はいつでも変更可能であり、駅構内でのご案内をはじめ、季節や催事などのシチュエーションに合わせ、カスタマイズすることで、同社では小田原駅ならではの利用シーン「観光案内」までをカバーしたいと考えている。

小田原駅「スマホでインターホン」導入に向けた実証実験:概要

実施時期

2024年2月15日(木)~当面の間

実施場所

小田急線 小田原駅構内(所在:神奈川県小田原市城山1-1-1)

  • 改札口や上下ホームなど、計5箇所に「SoundUD トリガーボード」を設置し、利用者がスマートフォンをかざすことで実施。
  • 専用アプリのダウンロード等はなく、かざすだけで利用可能。

検証内容

  • 駅構内の、特に訪日旅行客によるお出かけ需要に対し、「スマホでインターホン」の音声・文字(自動翻訳機能)・チャットによるコミュニケーションが有効かどうか。
  • 将来に向けた働き手不足に備え、業務の省力化や集約化など、駅係員の働き方の 見直しに有用かどうか。

※「スマホでインターホン」のボット機能を、訪日旅行客を主な対象として使用するのは、国内鉄道会社として初の試みである。

利用料金

無料

※通信料は利用者負担

お問い合わせ

小田急お客さまセンター

(営業時間 9:00~17:00)

電話:044-299-8200

(参考)「スマホでインターホン」の概要

ヤマハ株式会社ホームページ

https://www.yamaha.com/ja/news_release/2022/22070701/

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