静岡県湖西市の浜名湖で17歳の男子高校生の遺体が見つかった殺人事件で、警察は殺害された高校生が、行方不明になる直前に友人らとともに集まっていた浜松市内のアパートの捜査に着手しました。
この事件は、静岡県袋井市に住む中国籍で通信制高校2年の男子高校生(17)が2月9日、湖西市の浜名湖で遺体で発見されたものです。
男子高校生は2月4日、「遊びに行く」と家族に言い残し、自宅を出て、浜松市の知人宅を友人とともに訪れていたことが分かっています。
捜査関係者によりますと、知人宅のアパートには複数の外国籍の友人が集まっていて、その際、男子高校生は他人のバイクを倒してしまい、トラブルを起こしその後、行方不明になっています。
男子高校生が最後に目撃されたアパートでは16日、警察が鑑識作業を行っていて、行方不明になる直前、一緒にいた友人らから話を聞いているということです。
警察はバイクをめぐるトラブルと男子高校生が殺害された事件との関連について、慎重に捜査しています。