警察官が「伝える力・聞く力」を学ぶ コミュニケーション能力向上目指して 広島

警察官のコミュニケーション能力を向上させようと、RCCアナウンサーによる講演会が広島市の警察署で開かれました。

職務質問や犯罪捜査、交通違反の取り締まりなど市民と接する機会が多い警察官。コミュニケーションをうまく取れるように、伝える力・聞く力を学ぼうと広島中央警察署で講演会が開かれました。

RCC田口麻衣アナウンサー
「いまこの人ってどういう状況なのか悲しいのかな、焦ってるのかな、怒っているのかな、興味を持って聞くとどんどんそこから話が広がっていくんです」

講師を務めたのはRCCの田口麻衣アナウンサーです。田口アナウンサーは、相づちの大切さや、人のタイプに合わせた話し方があることを説明しました。

広島中央警察署 刑事第一課 岡崎健太朗 巡査
「どうしても深いところまで話ができなかったりして、どうしたらいいんだろうと悩んでいました。相手の方に興味を持ってお話ができればいい話が聞けるのではないかと思いました」

広島中央警察署 地域第二課 加世木陽子 巡査部長
「相手の協力あっての職務質問なので相手の懐に入りやすいような、警察官としてのキャラクターをつくっていって、相手が不快にならず受け入れやすいような警察官になりたいと思います」

広島中央警察署 地域第三課 山本鈴 巡査
「相手の目を見るといった話を聞く態度など、すぐにでも実践をできることは自分もやってみたい」

広島中央署では、今後もこうした取り組みで若手警察官の育成を、さらに進めたいとしています。

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