ドイツと2国間安保協定締結 ゼレンスキー氏訪問

16日、ベルリンに到着したウクライナのゼレンスキー大統領(左)と握手するドイツのショルツ首相(ロイター=共同)

 【ミュンヘン共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、ベルリンを訪れてドイツのショルツ首相と会談、今後の長期的な支援について協議した。両国は安全保障協力に関する2国間協定を締結。ショルツ首相は共同記者会見で、約11億ユーロ(約1780億円)の追加軍事支援をする方針を明らかにした。

 ドイツ訪問後、ゼレンスキー氏は同日にフランスに移動し、マクロン大統領と会談。同国とも2国間協定を締結する予定だ。ゼレンスキー氏は会見で、協定や追加支援について「私たちにとって必要不可欠だ」と述べ、謝意を示した。

 ドイツとの協定の効力は10年間で、合意により延長可能。

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