前日から列…一番列車切符求め 「つるぎ1号」30秒ほどで完売 北陸新幹線敦賀延伸まで1カ月

北陸新幹線の敦賀延伸まであと1カ月です。16日から切符の販売が始まり、長野駅でも一番列車の切符を買い求める人の姿が見られました。

午前10時前の長野駅。みどりの窓口の中には、ある切符を買い求める客が列を作っていました。お目当てはー。

切符を購入した人:
「金沢から敦賀まで買いました。鉄道が好きで、一番列車に乗りたいという思いで買いました。めちゃくちゃ楽しみです」

3月16日の開業日に一番最初に敦賀駅に到着する一番列車「つるぎ1号」の切符です。

2015年3月に長野から金沢までがつながった北陸新幹線。3月16日には、金沢から敦賀までの125キロが開業します。

福井駅では、15日から列ができ、午前10時の販売開始の時には30人以上が並んでいました。

切符を購入した人:
「敦賀から出る一番列車ということで、これで東京に行き、週末は楽しく過ごせると思う。金沢まで乗り換えしなくても福井まで来られるのはメリットしかない」

長野駅でも10人ほどが列を作りました。

切符を購入した人:
「(並んだのは)8時半ぐらいですかね。一番最初なので、乗り心地とか景色とかそういったものを楽しみたいですね」

敦賀駅の始発列車に乗るという男性も。

敦賀駅の始発列車を購入した人:
「敦賀までは車で行きます。ですからまた一回、金沢から敦賀まで戻って、敦賀から車で戻って来る、ばかなルートです」

JRによりますと、「つるぎ1号」の指定席は30秒ほどで完売。敦賀駅と東京駅の始発列車も数分で完売したということです。

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