サイクル研でエアコン火災 一部に焦げ跡 環境への影響なし 茨城・東海

日本原子力研究開発機構(原子力機構)は16日、茨城県東海村村松の核燃料サイクル工学研究所の個人被ばく管理棟で、エアコンの火災が発生したと発表した。現場は非管理区域で、作業員や環境への影響はないという。

機構によると、同日午後3時50分ごろ、同管理棟1階でエアコンの更新作業中、室内機5台のうち2台から火と煙が出た。外部業者が初期消火後に確認したところ、この2台を含む計4台の一部に焦げ跡が見つかり、消防が火災と判断した。エアコンは新品で天井部に設置するタイプだった。

同管理棟は3階建てで、内部被ばくを調べるホールボディーカウンターなどがあるという。

© 株式会社茨城新聞社