重油約480リットルが漏れ出て沢にも流出・新潟佐渡市の航空自衛隊分屯基地 吸着マットで除去、被害確認なし

 新潟県佐渡市金井新保の航空自衛隊佐渡分屯基地で、地下タンクから重油約480リットルが漏れ出ていたことが2月16日までに分かった。このうち約80リットルが近くを流れる小川入沢に流出し、隊員らが吸着マットなどで除去した。周辺への被害は確認されていない。

 佐渡市消防本部によると、1月22日、地下タンクと建物内の暖房器具を結ぶ配管から油が漏れ出ているのに基地の隊員が気付き、消防に通報した。配管の老朽化が原因とみられる。

 地下タンクの容量は約2万リットルで、油漏れが確認された以降は使用していない。今後、配管を修繕する予定。

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