クリスタルパレスのホジソン監督が体調不良で入院 監督交代が濃厚か

写真:体調不良で入院したホジソン監督

クリスタルパレスのロイ・ホジソン監督が、2月15日の練習中に体調を崩し入院した。イギリス『BBC』電子版が報じている。

現在76歳のホジソン監督の容態は安定しており、病院で検査を受けているという。木曜日の練習後、エヴァートン戦を前にした記者会見が予定されていたが、キャンセルとなった。クリスタルパレスはクラブの公式X(旧Twitter)にて以下のように声明を出している。

「ロイ・ホジソン監督が、本日の練習中に体調を崩したとの報告を受けた。現在は安定しており、病院で検査を受けていることを確認した。クラブの全員がロイの一日も早い回復を祈っている」

ホジソン監督率いるクリスタルパレスは、現在プレミアリーグで15位と、降格圏内の18位エヴァートンと5ポイント離れた位置にいる。現地時間2月19日には、そのエヴァートンとの対戦を控えている。ホジソン監督は指揮を執らず、アシスタントコーチのレイ・ルーイントン氏とパディ・マッカーシー氏が代役を務める予定だという。

クリスタルパレスは2024年に入り公式戦6試合で1勝と苦境に立たされており、不満を抱いた一部のサポーターは、ホジソン監督の解任を求める横断幕を掲げていた。『BBC』によると、クリスタルパレスはホジソン監督の解任を検討しており、状況次第では数日以内に解任に踏み切る可能性があるようだ。

後任には、ブンデスリーガのヴォルフスブルクやフランクフルトで監督経験のある、オリヴァー・グラスナー氏が有力となっている。オーストリア人のグラスナ-氏は、2021-22シーズンにフランクフルトをUEFAヨーロッパリーグ優勝に導いている。

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