ホジソン監督の後任としての誘いにロペテギ氏は断り、自身の狙いはシーズン最初からの指揮

クリスタル・パレスからの誘いを断ったロペテギ氏[写真:Getty Images]

体調に問題を抱え、成績不振から解任の噂が出ているクリスタル・パレスのロイ・ホジソン監督。後任監督が探されている中、断りを既に入れた人物がいるという。

チームを救うべく昨シーズン終盤にパレスの指揮官に復帰したホジソン監督。チームは残留を果たした中、今シーズンも続投。しかし、ここまで6勝6分け12敗と大きく負け越し、降格圏とは勝ち点差5の15位に位置している。

15日、週末の試合に向けた会見を欠席。午前中のトレーニング中に体調不良を訴え、病院で検査を受けていたという。

後任としては昨シーズンまでフランクフルトで指揮を執っていたオリバー・グラスナー監督を招へいする噂が浮上している中、フレン・ロペテギ氏(57)にも声を掛けていたという。

スペイン『アス』によれば、クリスタル・パレスはロペテギ氏に声を掛けていたとのこと。昨シーズンまでウォルバーハンプトンを指揮していた中で、プレミアリーグも知る指揮官の招へいを目論んだが、タイミングが悪かったという。

ロペテギ監督は現在フリーだが、ウルブスとの別れは補強方針を巡ってのもの。それもあってか、新たに指揮を執るのであればまっさらな状態のチームを率いたいとのこと。シーズン途中のチームを引き継ぐ考えはなかったという。

プレミアリーグでの指揮を執る希望はあり、イングランドに現在も在住しているとのこと。新シーズンに向けては、多くの監督の退任が予想されており、あと半年はフリーのままでいることになるようだ。

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