米副大統領「ロシアの蛮行」 ナワリヌイ氏死亡で

ハリス米副大統領(ゲッティ=共同)

 【ミュンヘン共同】ハリス米副大統領は16日、ドイツ南部ミュンヘンでの演説で、ロシアの反政府活動家ナワリヌイ氏が死亡したとの報道を巡り、確認されればロシアによる「蛮行を示すものだ」と述べた。

 ブリンケン米国務長官もミュンヘンで16日「報道が正確ならば、ロシアに責任がある」と強調した。プーチン政権がナワリヌイ氏を迫害してきたと批判し、「一人の男への執着と恐怖は、プーチンが築き上げた体制の弱点と腐敗を浮き彫りにするだけだ」と指摘した。

 サリバン米大統領補佐官は米公共ラジオ(NPR)のインタビューで「もし事実と確認されれば、恐ろしい悲劇だ」と語った。

ブリンケン米国務長官(ロイター=共同)

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