リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、ケガで離脱していたモハメド・サラーが今節のブレントフォードでプレー可能であると認めた。
現地時間2月17日に行われる、プレミアリーグ第25節ブレントフォード戦を前にした記者会見にクロップ監督が出席し、ケガ人の状況について語った。
エジプト代表としてアフリカネーションズカップに参加したモハメド・サラーは、1月18日に行われたグループステージのガーナ戦でハムストリングを負傷し、約1カ月離脱していた。
サラーの状況について問われたクロップ監督は「モー(サラーの愛称)は完全にトレーニングに戻ってきた。当然、自動的に(スタメン)争いに加わることになる」と語り、ブレントフォード戦での復帰を示唆した。
続けて、前節欠場した4選手に関しても出場可能と次のように語った。
「イブー(イブラヒマ・コナテ)はもう出場停止ではなく、ジョー(ゴメス)とアリ(アリソン・ベッカー)も再び健康になった。コナー(ブラッドリー)も戻ってきたので、ポジティブなことだ」
一時は試合に復帰したものの、再び離脱となったドミニク・ソボスライとトレント・アレクサンダー=アーノルドのケガの状況について語った。現地時間2月25日、カラバオカップ決勝のチェルシー戦を控えているが、前者はその試合までに復帰する可能性は低く、後者は欠場することが確実だという。
「ソボスライは決勝戦の頃に復帰する予定で、出場するチャンスがあるかもしれない。トレントはおそらく、その1、2週間先だろう」
両者とも復帰の直後にケガを再発したことで、メディカルチームに批判が寄せられたが、クロップ監督は「ケガは事実であり、残念なことだが、誰もそんなことを望んでいない」と語り、擁護した。
「私たちは誰かを強制的に引き戻すことはしないし、今後もそうするつもりはない。選手たちを可能な限り復帰させなければならないが、彼らの準備が整うまで、復帰を急がせるべきではない」