活躍、功績たたえる 岩手競馬アワード授賞式

ノーブルサターンの関係者らと達増知事(左)

 2023年度岩手競馬アワードの授賞式は16日、盛岡市内のホテルで行われ、年度代表馬のノーブルサターンをはじめ優秀馬や騎手ら関係者が表彰された。

 受賞馬は1月の選考委員会で決定。年度代表馬と4歳以上最優秀馬にノーブルサターン、2歳最優秀馬にフジユージーン、最優秀牝馬・3歳最優秀馬にミニアチュール、最優秀ターフホースにゴールドギア、最優秀短距離馬にキラットダイヤがそれぞれ輝いた。馬事文化賞には、一関市の千厩・大夫黒(たゆうぐろ)・馬っこの会と釜石市の三陸駒舎の2団体が選ばれた。

 式には競馬関係者や競馬ファンら約200人が出席し、受賞者に賞状や記念品などが贈られた。引き続き競馬ファンを交え、新型コロナウイルスの影響などで中止となっていた交流会が5年ぶりに行われた。

 県競馬組合管理者の達増拓也知事は受賞者の功績をたたえ、17年連続で収支均衡を達成できる見通しとなった今シーズンを振り返った上で、24年度に向けて「全国のファンに魅力ある岩手競馬がお届けできるよう努める」と抱負を語った。

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