バレンタインデーの前々日、あるお父さんがSNSに投稿した「チョコ作り」の写真がせつないと話題になっています。
娘さんのチョコレート作りを手伝うほほえましい光景かと思いきや「泣きながら一緒にチョコ作ってる」……って何で?
投稿された写真には、親御さんたちを中心に共感が殺到し、15万もの“いいね”が付いています。
投稿には、写真の状況を表す言葉が添えられていました。
「小1娘から『パパ!好きな男の子に渡したいから作り方教えて!』て言われたので泣きながら一緒にチョコ作ってる」
なんと、お父さんが手伝っていたのは“お父さんに”渡すチョコではなく、“好きな男の子”に渡すためのチョコ!
お子さんの成長を感じつつも寂しさも感じて……男親ならではの複雑な感情が押し寄せている様が見て取れます。
「お父さん頑張れ!」「涙でチョコがしょっぱくなっちゃう」頑張るお父さんに共感のコメントが殺到
投稿には、
💬「頑張れ…お父さん頑張れ!」
💬「切ない共同作業ですね」
💬「『あなたの知らない男と一緒に作りました』ってメモいれよ」
💬「涙でチョコがしょっぱくなっちゃうね」
💬「娘さんもパパさんも可愛いがすぎる」
と、多くのコメントが寄せられました。
BuzzFeedでは、写真を投稿したケポさん(@kepo_05110201)にお話を伺いました
――この写真を撮影した日時と状況を詳しく教えてください。
投稿当日、2月12日の午前9時ごろの撮影です。前日からチョコ作りの約束をしていて、朝起きて作り始めました。
――娘さんから「好きな男の子に渡したいから作り方教えて!」と言われたときの率直な感想をお聞かせください。
仲良しの男の子がいることは知っていましたが、「好きな男の子」というワードに一瞬ドキッとしました。まだ1年生なのにという思いもあり動揺しました。
ですが、その後一緒にチョコ作りをしていくにつれ、娘の成長と貴重な時間を共にできることへの喜びを感じました。
そのようなさまざまな思いを投稿では「泣きながら」と表したのだと思います。
――娘さんがバレンタインデーにチョコを作るのは今年が初めてでしょうか? また、好きな子のためにチョコ作りを頑張る娘さんの様子はどのようなものだったか教えてください。
自分で作るのは初めてです。作り始めてみると純粋に作業を楽しんでいる様子で、
「ねぇこの余ったチョコ舐めていいの?」
と、何度もうれしそうに聞くのでそのたびに、
「贈り物を作っているから、全部作業が終わってからだよ」
と言いながら1年生らしい光景だな〜と思いつつ楽しい時間を過ごしました。
――投稿の写真では、チョコレートがたくさん並んでいますが、お父様も娘さんからチョコをもらえましたか?
娘が誰に何人に渡したいのかは聞かず(話の流れから多くても3〜4人と想像し)、失敗も見越して多めに作りました。
バレンタイン当日、娘は発熱で学校を休むことになってしまい、男の子にチョコを手渡すことができませんでした。これは私にとってもとても残念なことでしたが、高熱の中「パパにもあげたかった」とメッセージ付きのチョコを手渡してくれました。
お子さんの成長を実感できる素晴らしい一日だったみたいですね。
高熱で好きな男の子にチョコを渡せなかったのはかわいそうですが、お父さんもチョコをもらえたようで良かった!