エンバペ、クラブ首脳陣に続きチームメイトにも退団を通告? ナント戦の前日トレーニングでスピーチか

パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペが、チームメイトに自身の退団を告げたようだ。16日、フランスメディア『RMC Sport』が伝えている。

PSGとの現行契約が2024年6月30日に満了を迎えることから、今シーズン終了後の去就に大きな注目が集まっているエンバペ。15日には、クラブ首脳陣に対してPSG退団の意向を伝えたと報じられるなど、サッカー界を代表するスター選手の将来について、世界中のメディアやファンから様々な報道や憶測が飛び交っている。

エンバペの新天地については、以前から強い関心を持つとされるレアル・マドリードが最有力候補に挙げられている。しかし、現在レアル・マドリードが提示している給与は、過去に同選手獲得へと迫っていた2022年夏に提示した金額より低く、PSGでの給与よりも低いものとなっている様子。“白い巨人”が大幅に譲渡する見込みは少ないと見られる一方、新たにプレミアリーグのアーセナルも移籍先の候補として浮上している。

そんななか、同メディアによるとエンバペがチームメイトに対して自身の退団を通告した模様。リーグ・アン第22節のナント戦を17日に控えているPSGだが、エンバペは前日のトレーニング前にスピーチを行い、自らの将来について打ち明けたという。また、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏は、今回の報道が事実と認めつつ、移籍先については明言しなかったと主張。また、エースの決断を受けたチームメイトたちは明るい雰囲気であったと説明している。

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