18歳の姪に“高価なプレゼント”を贈った私→後日、怒りの電話が…

英語圏で人気のネット掲示板Redditに、"Am I the Asshole?(これって私が悪い?)"というスレッドがあります。

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恋人・友だちとのケンカや上司とのいざこざなどについて「これってどう思う?」とユーザーたちが他の人の意見を募っています。

今回ご紹介するのは、34歳男性からの相談。アマチュアで宝石の研磨職人をしている男性は、家族で集まった際、18歳を迎えた姪に手作りのペンダントを贈りました。

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「僕には子どもがいないし、姪が大好きだから、何か個人的なものをプレゼントしたかった」

よく一緒に仕事をする宝石職人の友人と共作で、ガーネットをあしらったローズゴールドのペンダントを作ったそうです。

「ペンダントのプレゼントは喜ばれました。姪はとても気に入ってくれて、泣きながら何度も私を抱きしめました」

「姪の妹たち(15歳の双子)も大喜びしていました。彼女たちが18歳になったら、同じようなものを作って贈ると決めています」

ところが後日、姪の母親、つまり男性の姉から電話が…。高価なプレゼントを贈るべきではなかった、と言うのです。

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紛失や盗難に備えて保険をかけるため、ペンダントを鑑定したところ、4000ドル(約60万円)という結果が出たそうです。

男性は、カットされていない宝石を購入したため「それほど高価ではない」材料費しか払っていないそう。友人も好意で手伝ってくれたため、報酬は出していません。

姪はペンダントをパーティーや夜遊びに行くたび身につけており、高価なものを持ち歩くのは不適切だと母親は思っているようです。

「クラブに着けていくのは僕も良くないとは思いましたが、姪の自己責任です。何が問題なのか、よくわかりませんでした」

「姪に電話したら、『これからもっと大事にする』『たまにしか着けない』と言ってくれました。しばらく話をしましたが、母親が言っていたような大げさなことではなさそうでした」

もう一度姉と話すと、怒っていた理由が他にもあったようです。

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「僕のプレゼントの価値がわかったとき、姉夫婦は、自分たちや他の家族のプレゼントがかすんでしまったと感じたそうです。姪はほかにも、中古車など素敵なプレゼントをもらっていましたが…」

「僕は何も悪いことはしていないと思うし、少しがっかりしています。これって僕が悪いのでしょうか?」

ほぼすべての回答は、投稿者を支持する内容でした。

💬「文字通り、あなたの手と努力が贈り物の価値を生み出しています。彼女の両親は、愚痴を言うのではなく、自分たちと娘のことをあなたがそこまで思ってくれていることを誇るべきです」

loverlyone

💬「あなたはまったく悪くない! 意味のある思い出の品で、とても素敵な行為だと思う。それに、姉妹全員に18歳で同じようなものを贈る、というアイデアもいいね」

Agreeable-Peace6482

💬「あなたは悪くない。ジュエリーって、そもそもそういうものでしょう? 実用的な用途はほとんどないけれど、人に見せるために使う」

「お姉さんは考えすぎだと思う。だから、ストレスを感じないで。けど、下の2人にも同じプレゼントをする予定だということは伝えておいたほうがいいかもね」

「お姉さんがやらないといけないのは、自分の怒りに対処するか、あなたに勝るプレゼントを見つけるか、その2択」

aledethanlast

男性の研磨の腕に着目した人もいました。

💬「作ったのが、シンプルなデザインの1粒ペンダントで、大きすぎず小さすぎず、日常使いできるようなものなら、間違いなくあなたは悪くありません」
「正直なところ、鑑定価格のほうが気になります。ガーネットは半貴石(希少価値や価格が比較的低く、宝石類と完全に同分類ではない天然石)で、誕生石の中では安いとされています。デパートでは、ダイヤモンドだってもっと安い値段で売られています」

「鑑定で4000ドルを出すには、相当なスキルが必要です。趣味で宝石のカットをやっているなら、本業にしたほうがいいかもしれませんよ」

CuriousosityKilldCat

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