青森県の東北道で発見された「光る車線」がX上で話題になっています。
投稿したのは、Xユーザーの武若雅哉(@m_takewaka)さん。
当ポストは2024年2月14日時点で4万3000件を超えるいいねを集めており「すごい、初めて見た」「ついに!できたんですね」「ほんと近未来的w」と多くの反響が寄せられています。記事後半ではネクスコ東日本の業績についても紹介します。
※投稿された写真は【写真4枚】をご参照ください
※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
車線が雪で隠れていても見える、近未来的な光景が話題に
「雪で線が隠れても分かるようになってた!すごい!近未来的!」そんなコメントとともに投稿されたのは、一枚の写真でした。
そこに収められているのは、雪が降り積もった青森県内の東北道の光景。視線を惹くのは、鮮やかな緑色に発光する車線らしきものです。
道路に雪が降り積もると、本来見えるはずの線が雪に埋もれて運転しづらくなってしまうことも。このような「光るガイド」があれば、雪道の運転において心強い存在となってくれそうですね。
ネクスコ東日本の製品「帯状ガイドライト」
近未来的な「光る車線」。こちらの製品は株式会社ネクスコ・エンジニアリング東北の「帯状ガイドライト」のようです。共同開発会社は積水樹脂株式会社とのこと。
帯状ガイドライトは、吹雪やホワイトアウトなどでの運転で、視界が悪かったり路面が真っ白だったりする場面で「どこを走ったらよいかわからない」というときに、路肩のライン位置を表示して運転の支援をしてくれるというものです。
路面に向かって斜め上から帯状発光(緑色LED)を照射して、外側線がどこにあるのかを、運転手が確認しやすいようにしてくれます。
販売・施工・導入の実績に関しては、公式サイトによるとNEXCO東日本管内が361基、公共団体等が37基、他道路会社が18基、民間会社等が26基(2023年4月現在)となっています。
初めて見たときは「すげー、わかりやすい」と感動
武若さんに、車線が光っている光景を目にした際の心境を尋ねると「すげー、分かりやすい」と感動したとのこと。
近未来的な道路の光景に関心を寄せたXユーザーは多いようで、ポストには「えっ、これは凄い」「いつの間にかハイテク世界線に…」「ゲーミング高速道路やん」「求めてるのはこういうの!」と驚きの声が寄せられました。
ほかにも「ネクスコ・エンジニアリング東北の帯状ガイドライト。
雪と戦い続ける、東北ならではの技術ですね!」「ネクスコの技術の結晶だ」といった感想も集まる大反響となっています。
雪で線が隠れても分かるようになってた!すごい!近未来的! pic.twitter.com/BX4F7hGsTr
— 武若雅哉 (@m_takewaka) February 1, 2024
ネクスコ東日本の「高速道路事業」の業績は
ここからは、ネクスコ東日本の決算情報について紹介します。
東日本高速道路株式会社が発表した「令和4年度決算概要」(連結)によると、令和4年度の高速道路事業の営業収益は10495億円でした。
令和3年度度の高速道路事業の営業収益は9838億円であり、令和4年度は657億円の増収となったことがわかります。
なお、令和4年度の高速道路事業の営業費用は10572億円であり、その結果、高速道路事業は76億円の営業損失となっています。
車に関連する情報を発信中
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「雪道で発見された光る車線」を紹介しました。画期的な技術と「近未来的な光景」に驚いたという人も多いのではないでしょうか。
投稿主の「@m_takewaka」さんは、今回ご紹介した写真のほかにも、Xで運転や車に関する写真を投稿されています。
雪道運転で役に立つ情報もポストされているので、気になる方は覗いてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- @m_takewaka
- 株式会社ネクスコ・エンジニアリング東北 帯状ガイドライト
- NEXCO東日本 令和4年度決算の概要