東出昌大、本人密着ドキュメンタリー映画の舞台あいさつに登場 狩猟生活語るも「ハーレム」「元妻&子」にはダンマリ

映画の舞台あいさつで、東出はリクエストを受けダブルピースを繰り返した(写真・越野 遥)

2月16日、映画『WILL』(渋谷シネクイントほか全国劇場公開中)の初日舞台あいさつが、東京・渋谷でおこなわれ、俳優の東出昌大が登壇した。あいさつには、同作のエリザベス宮地監督と、音楽担当のMOROHAのアフロとUKがともに登壇した。

同作は、山小屋で狩猟生活を送っている東出に密着した、ドキュメンタリー映画。不倫、休業、離婚という一連の騒動を起こした当時の、延べ1年間、450時間にわたり、東出を撮影し続けたという。

2020年、東出は女優・唐田えりかとの不倫が報じられ、CMやドラマを降板。同年、妻である杏と離婚し、所属事務所からも解雇された。劇中では「東出が狩猟生活を営む理由」や「スキャンダルの渦中でどのように過ごしていたか」などが赤裸々に描かれる。

東出が週刊誌カメラマンの直撃を受ける様子や、自身のスキャンダルを報じた女性週刊誌に目を通す場面、山奥への完全移住を決意する瞬間などもとらえられている。

登壇した東出は「狩猟生活を外に出すつもりはなかったので、映画になって公開されるのは不可思議な気持ちです」とコメント。それでも撮影を許可した理由について「この映画は、あくまでも監督から見たその瞬間の“東出像”にすぎないので、それを残すのは、俳優業にとってはリスクしかない。だから僕は見たくないし、人にも勧めない。ただ、自分自身に得はなくても『ドキュメンタリー映画という文化に貢献できるならよい』と思い、撮っていただきました」と語った。

そんな舞台あいさつの最中、突如、東出は満面の笑みで、出席していたカメラマンのひとりにピースサインを送った。監督によると、そのカメラマンは「映画にも登場する、山小屋暮らしの東出を直撃した週刊誌カメラマン」本人とのこと。

東出のピースを見て「劇場のなかは、でっくん(東出)ファンばかりだけど、渋谷の街は、でっくんを殴りたい奴であふれている。これでまた『まったく反省してない』とか、ニュースに書かれちゃうよ」とアフロが東出をからかうが、東出はひたすら爆笑しながら、ピースを繰り出し続けた。

また、アフロは、作品に関して「でっくんとは以前からの知り合い。僕は、でっくんが騒動でボロ雑巾のようになった状態を見ています。そんなが彼が、それからどうやって自分のケツを拭き、生きていくのかが描かれている映画です」と語った。

「共演者のツッコミにも、東出さんは笑顔で対応していました。ただ、最近になって報じられた、山小屋での女性3人との“ハーレム生活”や、杏さんと、そのもとで暮らす3人の子どもについての言葉はありませんでした。そのため、笑顔での受け答えもへらへらした印象に映ってしまっていましたね」(芸能記者)

「ドキュメンタリー映画という文化に貢献」というなら、話したくないことこそ話してほしいところだが……。

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