BE:FIRST RYOKI・RYUHEIの距離の近さ ふとした瞬間に感じられる兄弟のような仲

4月24日に、コンセプトシングルをリリースすることを発表したBE:FIRST。2月14日からはNTTドコモの新CM「ahamo meets BE:FIRST」篇がオンエアされたり、3月2日からはドーム公演『BE:FIRST LIVE in DOME 2024 “Mainstream – Masterplan”』がスタートしたりと、今まで以上に活動を活発化させている。今や一躍トップアーティストとなったBE:FIRSTだが、ラジオ番組『Amazon Music MILLION BILLION』(J-WAVE)ではそんな彼らのトークがじっくり楽しめる。同番組では毎回メンバーが2人ずつ登場しており、2月17日、2月24日放送回ではグループの兄貴的存在のRYOKIと、グループ最年少のRYUHEIがパーソナリティを務める。そこで、まるで兄弟のように仲が良い2人の関係性に注目してみたい。

RYOKIとRYUHEIは、よくじゃれ合っている姿が見られる。例えば、彼らが誕生したきっかけであるオーディション番組『THE FIRST』(日本テレビ系/Hulu)の裏側に迫ったHuluのコンテンツ『あの日のTHE FIRST』#8では、練習中は人見知りを発揮していたRYUHEIとRYOKIが練習の合間に楽しそうにじゃれ合っている。オーディション時からこの2人の微笑ましい関係性は始まっていたのだろう。さらに、YouTubeにアップされている「#2(D.U.N.K.)BE:FIRST x IMP. Special Talk Session DAY」ではRYUHEIがIMP.・横原悠毅との共通点を話していたことがあった。その話を受けたRYOKIは「うん、(共通点のエピソードが)弱いね」と、するどくツッコむ。RYUHEIはそんなRYOKIを後ろから軽く叩いて抱きかかえ、拗ねた様子。もちろん2人とも楽しそうにしており、どちらが“兄”かわからないようなやり取りを見せていた。

しかし、「BE:FIRST 4th Single「Mainstream」リリース記念 YouTube Live」では、「LIVE -D.U.N.K. Showcase in Makuhari Messe-」の映像が流れた後、RYUHEIがRYOKIの肩に顎を乗せて甘えたような仕草を見せる一面も。RYOKIもRYUHEIの頭を撫でながら「僕のRYUHEIも満足しているということで」と、頼もしさを見せていたのであった。

じゃれ合い、甘え、甘えられ、友だちのような、兄弟のようなやり取りを見せているRYOKIとRYUHEI。2人は7歳差だが、その年の差を全く感じない。2023年2月11日放送の『MILLION BILLON』でも2人がパーソナリティを務めていたが、音楽の話をしていても息がぴったりだ。RYUHEIが大人びていること、RYOKIが少年心を忘れていないこと、2人とも音楽に対して幅広くアンテナを張っていることが大きな要因なのだろう。そして、そんな2人だからこそ気が合っているのではないだろうか。

ふとした瞬間に微笑ましいやり取りが見られるRYOKIとRYUHEI。その関係性に注目しつつ、パフォーマンスにおける息の合い具合も楽しんでいきたい。

(文=高橋梓)

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