片思い12年&告白21回…「小悪魔すぎる夫」の行動にMC激怒

長寿番組『新婚さんいらっしゃい!』(ABCテレビ)の2月18日放送回は、舞台は古都・京都にある「随心院」で出張収録となり、鹿児島出身の同級生カップルが登場する。

2月18日放送の『新婚さんいらっしゃい!』より(C)ABCテレビ

平安時代に活躍した女性歌人で世界三大美女の1人・小野小町が晩年を過ごした地とされ、「ラブレターの聖地」とも呼ばれている随心院。そんな場にピッタリの新婚さんは、中学校のとき夫と仲良くなりたかった妻が声をかけ、授業中の手紙交換が知り合うキッカケになったという。

内容はたわいもない会話で、さらに学校では話しきれず、夜中に2時間電話で話し込むこともあった。夫のことがだんだん好きになった妻は、一連の行動から両想いを確信し、卒業式のあとに告白。しかしあえなくフラれてしまう。夫にとって妻はなんでも話せる親友のような感じで、恋愛には発展しなかったという。

そこから社会人になるまで、妻が夫に告白すること、なんと21回。高校生になってもメール交換が続き、夫は妻の誕生日0時ピッタリにお花の写真を添えて「素敵な1年にしてね」などとメールを送ってくる・・・この特別扱いを受けて妻が告白するも、またまた玉砕。「特別な友だち」に喜んでもらいたい一心からの行動だったのだ。

番組中盤では、妻が「翻弄されたズルい夫のエピソード」をランキングで発表。第1位は「新婚ごっこ」と明かし、社会人の際にいきなり夫が電話で「新婚ごっこしてみる?」と提案してきたといい、女の子がいる設定で「パパだよー、お風呂入ろっか!」などと発言してきたという。妻が「結婚しよっか」と伝えると、やはり拒絶されたといい、小悪魔すぎる夫にMC陣も怒りをあらわにする。

そんなこんなで、妻がフラれ続けること12年・・・しかし26歳の時に転機が。お正月に帰省すると、妻に彼氏ができたことを知り、幸せになってもらいたい半分、寂しい半分という、初めての気持ちを経験する夫。「これが『好き』なのか?」と思っていたところ、しばらくして彼氏と別れたことを知り、「本当にたくさん待たせてごめん。まだ俺のことを好きでいてくれるなら、付き合ってくれませんか」と電話で告白した。

12年間の片想いがようやく実り、翌年に結婚。新婚生活では、愛情バランスにも変化があったのか、「今では僕の好きが勝っている」とノロケる夫。さらに、中学校当時の手紙交換が今でも続いていて、節目節目で妻が直筆のラブレターをくれるのが、夫はすごくうれしいと明かす。

この模様は2月18日・昼12時55分より放送される。

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