富山市中田にある「ルミネス大広田ショッピングセンター」が2月29日をめどに閉店する。建物を所有するアルビスによると、能登半島地震の影響で天井や壁がはがれ、修復が難しいと判断した。現在の建物は解体して新たな店舗を建設し、営業を再開する方針。
ルミネスは1993年ごろに開業。一部2階建てで、敷地面積は約7700平方メートル。アルビスルミネス店のほか、衣料品店や100円ショップなど約10テナントが入居していた。
地震で天井や壁がはがれたほか、スプリンクラーが誤作動して店内が水浸しになった。建築業者の点検で修理にかかる期間や費用が膨らむことが分かり、建て替えを決めた。
全テナントは地震発生後から休業しており、2月29日をめどに順次閉店する。新店の詳細や開業時期は決定次第発表する。