「好き」から生まれた藤子・F・不二雄の世界を“ドラえもん大好き”川島明&山﨑夢羽がひもとく 生誕90周年特番2・18放送

By TV LIFE

藤子・F・不二雄生誕90周年特別番組『「好き」から生まれた 藤子・F・不二雄の世界』(テレビ朝日系 ※一部地域を除く 午前10時~11時)が、2月18日(日)に放送される。

この番組は、1996年にこの世を去ったまんが家、藤子・F・不二雄さんの生誕90周年を記念して「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」の全面協力で撮影。ドラえもんが大好きな麒麟・川島明、アイドル界きってのドラえもん好き、BEYOOOOONDS・山﨑夢羽をMCに迎え、ナレーターには出木杉役も務めているテレビ朝日アナウンサー・萩野志保子と、ドラえもん尽くしのメンバーで送る。F先生が創作活動で大切にしていた「好き」というキーワードから、F先生の作品をひもといていく。

『ドラえもん』『パーマン』『エスパー魔美』など幅広い世代がアニメを見て育ち、今も愛され続ける藤子・F・不二雄作品の数々。今回は貴重な『パーマン』と『チンプイ』のアニメ映像を特別に放送。川島も「チンプイ、見られるの?」と懐かしい映像に興奮。ひみつ道具が好きという山﨑は、自前のひみつ道具を持参し、ドラえもん愛を語る。

思い出深い『ドラえもん』のシーンでは「こんな小学生いますか?」と川島が感心する、しずかちゃんの大人すぎるせりふのシーンを紹介。さらに、「ドラえもんとのび太の友情が描かれている作品がすごく大好きなので、何回も何回も見返している!」と山﨑のドラえもん愛があふれ出す、感動的なシーンとは。

F先生の愛用道具を見て「同じ鉛筆を使ったことあるのに、こうも作品を生み出せるのは先生本当すごい」と川島があらためてF先生の創造性を絶賛する場面も。そして、F先生の創作の源「好き」ともう一つのキーワードとは。さらに、それぞれ思い入れのある「映画ドラえもん」を発表。印象に残るシーンなどを熱く語り合う。また「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」内のFシアターで2月21日(水)より公開予定のオリジナル短編アニメ最新作の予告映像も。

3月1日(金)に公開される最新作「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)」の情報も盛りだくさん。今回の映画について、山﨑は「クラシック音楽をテーマにしているというのを知った時から、ずっとずっと楽しみにしていました」と大興奮。川島も「マジで映画館で観た方がいい!」と絶賛する。映画の公開に先駆けて結成された、全国の子供たちによる「ドラドラ♪シンフォニー楽団」の最新情報も紹介する。

川島明 コメント
『「好き」から生まれた 藤子・F・不二雄の世界』川島明

僕にとって、ドラえもんは“一生の趣味”やなと思っていて、フィギュアも100体以上持っていますが、同じくらい熱量のある山﨑さんとこの番組に出られてよかったです。大変ありがたいですね。

山﨑さんたち若い世代の方は、まずリメイク版の映画を見てから、前作を見たりするんですよね。今は感嘆に2つの作品を見比べることができる時代なので、そういう楽しみ方があるということも、この番組を見たら感じると思います。世代を超えて楽しめるのが、映画ドラえもんのいいところだなとあらためて思いましたね。

最新作「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)」では、のび太はもちろん、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんにもあんなにプロ並みの楽器の腕前があったのは新しい発見でしたね。劇中では、全員で演奏して戦うシーンがあるのですが、打撃のようなバトルではなく、演奏というオーケストラで表現されていて、クライマックスのシーンでもあるんですけども、“音楽の力を信じよう!”という想いが伝わってきて本当に泣けるんですよ。そこの名シーンは、絶対に劇場の音圧で浴びていただきたいです。しばらく頭の中にあのメロディーがこびりつきましたし、自然と「楽器をやりたい」って思うきっかけになる作品だと思いますね。そして、この世に音楽がなかったら、こんなに不幸になるのかと思うくらい、普段から僕たちの生活は、音楽というものに救われていたんだなと再確認できました。

僕が特に好きな映画を一つ挙げるとすれば、1985年公開の「ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)」です。この映画はスネ夫がフィーチャーされていて、コンプレックスとして背が低いというのがあるのですが、この作品では敵が小さいので、スネ夫たちは巨人となって戦うんです。僕自身、中学生で140センチぐらいしかなくて、クラスでも一番前だったのですが、その当時にあの映画を見て、すごく勇気を与えてもらいましたね。同じようなコンプレックスを抱えていた子たちは、とても勇気づけられたんじゃないかなと思います。

山﨑夢羽 コメント
『「好き」から生まれた 藤子・F・不二雄の世界』山﨑夢羽

川島さんがいらっしゃるのに、私がMCなんて…と恐縮していましたが、たくさんサポートしていただき、大変ありがたかったです。F先生の作品は、ドラえもん以外はあまり知らなかったので、今回の収録で気になった作品がたくさんありました。どの作品の話を聞いても、やっぱりドラえもんとつながっているところがたくさんあるので、他の作品を見ても楽しいんだろうなって思いますね。今回の放送では、『パーマン』と『チンプイ』のエピソードが放送されるというのが見どころです。私は実際にテレビでは見たことがなかったので、今回、テレビで見られることはとても貴重だと思います!

これまで、ドラえもんのひみつ道具って“カメラ”が多いなとずっと思っていたのですが、番組の中で、先生の「好き」というキーワードをたくさん見て、確信に変わりました! 先生が「好き」なものだから、カメラのひみつ道具がたくさんあるんだなとあらためて発見しました。私が一番好きなカメラのひみつ道具は、「きせかえカメラ」です。着がえたいものにすぐに着がえられる、いろいろな服を着られるというところが魅力ですね。それは、アイドルをやっている私自身の夢や理想でもあるんです。そう考えると、私の人生とドラえもんはいろいろつながっているなと思います。

「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)」は、音楽をテーマにしていると知った時から、もうずっとずっと楽しみにしていました! 私も本当に音楽が大好きで、劇中の素晴らしいオーケストラの演奏をずっと緊張しながら見たので、あらためてもう一度、落ち着いて見たいなと思います。また、映画の中で、のび太くんが一生懸命に楽器を練習して、みんなに追いつこうとしているすがたに勇気をもらえました。のび太くんはいつも、頑張ったことはちゃんと結果につながるんだよ!ということを教えてくれるので、今回も私も頑張ろう!とあらためて気合が入りましたね。

番組情報

藤子・F・不二雄 生誕90周年特別番組『「好き」から生まれた 藤子・F・不二雄の世界』
テレビ朝日系 ※一部地域を除く
2024年2月18日(日)午前10時~11時

『ドラえもん』
テレビ朝日系
2024年2月17日(土)午後5時~

◆「好きでたまらニャい」
ドラえもんの様子がどこかおかしい。心配したのび太が聞くと、近所に住むかわいいネコを好きになってしまい、悩んでいるのだという。のび太は、すっかり恋の病気にかかったドラえもんと外へ。
思い切ってそのネコに声をかけるドラえもんだったが、その直後にヤスリで体をけずろうとした!相手のネコから「デブはイヤ」と言われてしまったのだという。のび太は、落ちこむドラえもんをはげますが…。

◆「パパママおうちで大バトル」
宿題もせずにマンガを読んでいたのび太は、ドラえもんにマンガを取り上げられてしまう。その後、パパもママにお酒を取り上げられているのを見て、すっかり同情するのび太。「ボクたちの楽しみを返せ!」とうったえるのび太とパパに対し、「返さない」と言いはるママとドラえもん…。両者一歩もゆずらない中、ドラえもんは「おうちでサバイバルゲーム」を取り出し、決着をつけようと言いだし…。

「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)」
2024年3月1日(金)公開

原作:藤子・F・不二雄
監督:今井一暁
脚本:内海照子
音楽:服部隆之

キャスト:
ドラえもん…水田わさび
のび太…大原めぐみ
しずか…かかずゆみ
ジャイアン…木村昴
スネ夫…関智一
ミッカ…平野莉亜菜
チャペック…菊池こころ
タキレン…チョー
モーツェル…田村睦心
演歌のおじいちゃん…賀屋壮也(かが屋)
漫才師/バンドメンバー…加賀翔(かが屋)、賀屋壮也(かが屋)
ミーナ…芳根京子
ワークナー…石丸幹二
マエストロヴェントー…吉川晃司

主題歌:Vaundy「タイムパラドックス」(SDR)

公式HP:https://doraeiga.com/2024/

©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK
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