南野拓実、好みのポジションを説明 「自分のことをストライカーだとは思わない」

モナコでプレーする日本代表FW南野拓実。12日に行われたニースとのダービーマッチではアシストを記録するなど勝利に貢献した。

クラブ公式によれば、南野は18日のトゥールーズ戦に向けた前日会見でこう話していたそう。

「ザック(ニース戦で得点をアシストしたデニス・ザカリア)の素晴らしいヘディングだったね!

後半直前にロッカールームで監督から、相手の中盤とDFライン間のスペースに入れと指示があったので、そうしようとしたんだ。ティロ(・ケーラー)がいいボールをくれて、デニスがボックス内に入り込むのが見えた。そして、彼はヘディングのクオリティを見せつけ、素晴らしいゴールを決めた。僕らにとって重要なものだったし、とても嬉しかったね。

カップ戦で3部チームに負けた時の気持ちは忘れられない。ただ、最も大事なのは、大きな失望から立ち直って、ニースとの決闘に勝利したこと。(敗戦から)立ち直ることが不可欠だった。

僕らには改善すべき点もある。(今後の試合でも)ニース戦のようなビッグゲームと同じエネルギー、パッション、技術的正確さを続けなければいけない。

もし、来季UEFAチャンピオンズリーグでプレーしたいなら、それは不可欠さ!チームもそれを理解していると思うし、トゥールーズ戦ではパフォーマンスの一貫性を示さなければいけない」

「アディ・ヒュッター監督の就任は自分にとって重要だった。僕らは戦術を変えたからね。彼とはザルツブルクで一緒に働いたことがあったので、彼の哲学は知っていたし、それが復調の助けになった。

僕らにはウィサム(ベンイェデル)とフォラリン・バログンという素晴らしいストライカーが2人いる。バロは深く入って、スピードを生かすのを好む。ウィサムは僕やゴロ(アレクサンドル・ゴロヴィン)とともに狭いスペースでプレーするのを好む。彼は本当にスペシャルで、どんな状況でも得点を奪う術を知っている。どちらの後ろでプレーしても違いはない。最も大事なのは、ストライカーをサポートすることに心地よさを感じていること。

(ストライカーとパサーのどちらが好みか)

アシストよりもゴールするほうが少し好みであることは認めなければいけない。本当に特別な感覚だからね!でも、自分のことをストライカーだとはあまり感じていない。すでに説明したように、好みのポジションはストライカーの背後さ」

やはり本人的にはトップ下のような位置が好みのようだ。

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なお、トゥールーズ戦では相棒のベンイェデルとゴロヴィンが出場停止で欠場になる見込み。

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