えっと、もうスーパーカップってホントですか?そうなんですか?! の巻/倉井史也のJリーグ

はい!! 今日のFUJI FILM スーパーカップから本格的に日本のサッカーシーズンスタート!! アジアカップとACLで見るほうは目がすっかり準備できてますからね。負けず劣らず日本国内でもいいサッカーを見せてほしいもんです。

で、このスーパーカップ、勝ったチームがその年のリーグを制したのって、1994年のV川崎、1998年の鹿島、2006年の浦和、2009年の鹿島、2013年の広島、2021年の川崎F。負けたほうがリーグを制したのって、2001年の鹿島、2004年の横浜FM、2008年の鹿島、2018年の川崎F。

つまりこの試合に出ているチームって、30シーズンのうち10シーズンで優勝してるんです。おお、何という高確率。さらに確率を上げるために、スーパーカップに出たチームが前年度は何位だったかというデータを出すと

1994年:V川崎(1位) 2-1 横浜F(7位、7位)
1995年:V川崎(1位) 2(4PK2)2 平塚(11位、2位)
1996年:横浜M(1位) 0-2 名古屋(4位、2位)
1997年:鹿島(1位) 3-2 V川崎(7位)
1998年:磐田(1位) 1-2 鹿島(1位、4位)
1999年:鹿島(1位) 2-1 清水(2位、5位)
2000年:磐田(1位) 1(3PK2)1 名古屋(4位)
2001年:鹿島(1位) 0-3 清水(8位)※
2002年:鹿島(1位) 1(4PK5)1 清水(4位)
2003年:磐田(1位) 3-0 京都(6位)
2004年:横浜FM(1位) 1(2PK4)1 磐田(2位)※
2005年:横浜FM(1位) 2(4PK5)2 東京V(9位)
2006年:G大阪(1位) 1-3 浦和(2位)
2007年:浦和(1位) 0-4 G大阪(3位)
2008年:鹿島(1位) 2(3PK4)2 広島(16位)※
2009年:鹿島(1位) 3-0 G大阪(8位)
2010年:鹿島(1位) 1(5PK3)1 G大阪(3位)
2011年:名古屋(1位) 1(3PK1)1 鹿島(4位)
2012年:柏(1位) 2-1 FC東京(1位・J2)
2013年:広島(1位) 1-0 FC東京(10位)
2014年:広島(1位) 2-0 横浜FM(2位)
2015年:G大阪(1位) 2-0 浦和(2位)
2016年:広島(1位) 3-1 G大阪(2位)
2017年:鹿島(1位) 3-2 浦和(2位)
2018年:川崎F(1位) 2-3 C大阪(3位)※
2019年:川崎F(1位) 1-0 浦和(5位)
2020年:横浜FM(1位) 3(2PK3)3 神戸(8位)
2021年:川崎F(1位) 3-2 G大阪(2位)
2022年:川崎F(1位) 0-2 浦和(6位)
2023年:横浜FM(1位) 2-1 甲府(18位・J2)

こうやって見ると、スーパーカップに勝っても負けても、前年度リーグ戦1位のチームがその年も優勝してるんです。お、となるとやっぱり今年も勝っても負けても神戸有利? それも含めて楽しみましょ!!

© 株式会社シーソーゲーム