ミシェル・ヨー、アクションスリラー映画『ザ・マザー』に主演

ミシェル・ヨー(61)が、メラニー・ローラン監督のアクションスリラー映画『ザ・マザー』に主演する。

同作でミシェルは、移民の母親で、家族のためにアメリカでの新生活を最高のものにしようとしているビジネスウーマンのアンを演じる。10代の2人の息子がボストンの悪徳警官や犯罪組織とのトラブルに巻き込まれた時、アンは自分の過去に再び戻ることを余儀なくされ、子供たちの安全のために手段を選ばなくなる。

アーサー・サルキシャンとジョン・シュラムと共に、バジル・イワニクとエリカ・リーが、製作会社サンダー・ロード・ピクチャーズのプロデューサーを務め今年の夏に撮影開始、今週ベルリンで開催されるヨーロピアン・フィルム・マーケットで、バイヤーに紹介される予定だ。

ミシェルは昨年、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のエヴリン・ワン役でアジア人初のアカデミー主演女優賞を受賞、自身の功績が自他共に前進する道を作ることに期待するとして、バラエティにこう語っていた。「最も重要なことは、私たちの国民に誇りを持たせたということ」「私が受賞した日、本当に、世界の隅々から喜びの咆哮を耳にした。その扉はゆっくり開かれ、私の背後で閉ざされることはない。昔は役が少なく、競争がとても激しかった。あなたが仕事を得れば、私は仕事を得られない」「でも、今は考え方を変えなければならない。私が成功するなら、あなたも成功できる」

© BANG Media International